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【POUND STORM】中村倫也が流血も修斗ブラジル王者に勝利、大尊伸光はパトリックに競り勝つ=試合結果

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2022/04/25(月)UP

【河名マスト、残り10秒で大流血も修斗世界1位の山本健斗デリカットにグレコローマンのパワーで勝利】

河名マストが残り10秒の大流血もグレコローマンのパワーで勝利

▼第8試合 フェザー級(65.8kg) 5分3R
●山本健斗デリカット(28=総合格闘技道場コブラ会)
判定0-3
〇河名マスト(27=ロータス世田谷)

グレコローマンの俵返しのように山本を持ち上げる河名マスト

 試合前の煽り映像では、戦いは地味でも必ず勝つと宣言していた河名マスト。レスリンググレコローマンではU-23世界選手権で優勝の実力者。レスリングテクニックで修斗世界同級ランキング1位の山本健斗デリカット相手に何を見せるか?

 開始早々、組みつくことに成功した河名。バックに回り、ジャーマンを狙うも山本なんとかこれを凌ぐ。

上から攻める河名

 バックの回った河名は抜群のグランドコントロールを見せ、時折パウンドとヒザ蹴りを織り交ぜながらこのラウンドを取る。1R終了時点で山本は少し不味いなという表情を見せる。

 2R 、これまで同様に組みつく河名。またもバックキープを続ける。山本は何とか離れようとするが金網際の対応も完璧で、世界レベルのグレコローマンスタイルをうまくMMAにリンクさせている。このラウンドも河名有利。

ラスト10秒で大流血の河名マスト

 最終の3R、河名はファーストコンタクトの胴タックルから同様の展開に持ち込む。グレコだけでなくシングルレッグなどのバリエーションもあり、打つ手が見えてこない山本。しかしここで突き放してのアッパーからそしてヒザが入ると、河名が右まぶたをカット!ドクターストップの可能性もありえる大流血だったが時すでに遅し。残り10秒程を凌ぎきった河名が判定勝利をもぎ取った。

▶︎次ページはその他全試合結果

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