【POUND STORM】中村倫也が流血も修斗ブラジル王者に勝利、大尊伸光はパトリックに競り勝つ=試合結果
エグザイルが所属するLDHが新たに仕掛ける格闘技イベント『POUND STORM』の初大会が4月24日(日)両国国技館で行われ、メインイベントではレスリングで活躍した中村倫也が流血の激闘で修斗ブラジル王者に勝利。目指すUFCへ一歩踏み出した。
(Photo:POUND STORM)
▼10試合(メイン) バンタム級(61.2kg)5分3R
●アリアンドロ・カエタノ(ブラジル/パラナ バーリトゥード)
判定0-3
〇中村倫也(LDH martial arts/EXFIGHT)
中村はレスリングで全日本選抜選手権(明治杯)二連覇、U-23世界選手権61kg級優勝の実績を引っ提げ『格闘DREMERS』で活躍。プロでは、3戦全勝と順調に戦績を重ねている。対するカエタノは、20年12月に修斗ブラジルスーパーバンタム級王者。13年から17年で15連勝をマーク。近い将来の海外の有力団体への参戦も期待されている選手。ブラジリアン柔術の選手でグラップリングでの高い極め力が武器だが、現在3連勝中で1勝がヒザ蹴りによるKO勝ちを果たしている。
1R サウスポー同志のパンチから出足に向けてのカーフの打ち合いからスタート。そこからクロス気味に入ったカタエノのパンチが中村の右瞼をカットし、早々からピンチに落ちいる。再開後、得意のテイクダウンがカタエノを捉え、サイドポジションを固める中村だが、カットによる鮮血がマットに大量に流れる。しかし、そのままサイドキープしてラウンド終了。
2R カタエノと中村がカーフそしてローキック、ヒザ蹴りの打撃戦、3分すぎ中村はテイクダウンに行く。カタエノは必要にチョークを仕掛けると、中村の出血がさらに激しくなる。中村はそれを気に留めずサイドから、ヒザ蹴りを繰り出す。
3R 今度はラウンド早い段階から、テイクダウンを奪う中村。両足担ぎからパスし、今度はケージ際の攻防へ。しかし、カタエノは下からの腕ひしぎ十字固めや足関節を仕掛けヒヤリとさせるが、反撃もここまで。
中村が最後の力をふり絞りパウンドをまとめた所で試合終了。修斗ブラジル王者に鮮血を流しながらも勝利した。
勝った中村は「1Rからカットして、勝ちに行く戦いになりましたが、これでUFCのトップをいつか取れると確信しました」と自信のコメント。試合後SNSで「世界でも有数の我慢強く、感謝の文化がある民族の日本人としての底力をお見せできたと思います」と綴った。
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