【パンクラス】木下憂朔が村山暁洋を飛びヒザ蹴りで衝撃KO、超新星・鶴屋怜は秋葉太樹から一本勝ち=4.29
▼第3試合 バンタム級 5分3R
●井村塁(Nexusense 2位/2020年NBT同級優勝・MVP)
判定0–3 ※三者ともに27–30
〇TSUNE(リバーサルジム新宿Me,We7位)
井村塁は、20年2月にデビュー。同年のバンタム級のネオブラッド・トーナメントの4戦をオール一本勝ち。2回戦以外は全て1R決着という圧倒的な強さで優勝を果たした。昨年5月には19年のネオブラ優勝者をこれも1Rでパウンド葬。
さらにZST王者のジェイク・ムラタ相手に、またも1R三角絞めでの一本勝ちで快勝した。ジェイク戦後のマイクで暫定王者挑戦をアピールすると、僅かデビュー2年足らずの快速で中島太一とのタイトルマッチに辿り着いた。中島にスタンドのパンチでTKO負けを喫し、今回が再起戦となる。
対するTSUNEは15年にパンクラスに参戦するといきなり4連勝。17年に元修斗世界バンタム級王者・上田将勝に敗北するも、その後は再び連勝してみせた。しかし瀧澤謙太、金太郎、アラン“ヒロ”ヤマニハ、春日井“寒天”たけしに4連敗を喫したが、昨年は2連勝と巻き返している。寝技も出来るが、左ストレートを始めとする打撃戦を好むストライカーだ。
1R、井村は左から右フック。TSUNEは井村のパンチに合わせて右フックのカウンター。これが入り、井村は腰を落とす。一気に間合いを詰めたTSUNEは、上からパウンド。井村はガードポジションで逃れる。TSUNEは鉄槌を落とし、井村は下から腕を取りにいく攻防が続いた。
2R、井村はTSUNEの右フックに合わせて、組みつくとケージへ押し付ける。耐えるTSUNEは、ヒジ打ち連打。ケージに押しつけたまま立ち上がると、TSUNEは回り込んで井村からテイクダウンを奪う。井村は下から腕十字を狙うが、これは不発に。TSUNEがパウンドを落とした。
3R、井村は組みつくにいくが、これはTSUNEに切られてしまう。寝技の展開になり、下の井村はガードポジション。井村はケージを蹴って反撃に入ろうとするが、TSUNEはこれ潰してポジションキープ。逆転を狙う井村はギロチンチョークの体勢に入るが、これも不発に。判定は3-0でTSUNEが快勝した。
▼第2試合 フェザー級 4-MAN TOURNAMENT 決勝戦
●岩本達彦(BLOWS2位 /2020年NBT同級優勝)
TKO 1R4分30秒 ※レフェリーストップ
〇透暉鷹 (ISHITSUNA MMA3位/修斗2019年同級新人王)
フェザー級王者・ISAOへのタイトル挑戦権を賭けた4人制トーナメント決勝戦で岩本と透暉鷹が激突。
岩本は20年のネオブラッド・トーナメント同級優勝者。昨年9月のパンクラスでは遠藤来生にフロントチョークで勝利。前回のトーナメント一回戦はRyoからアームロックで一本勝ちを奪っている。
対する透暉鷹(ときたか)は19年修斗フェザー級新人王の実績を持ち、20年7月からパンクラスに参戦すると小森真誉、田中半蔵を下し4連勝。前回のトーナメント一回戦では名田英平からリアネイキッドチョークで一本勝ちを奪っている。
1R、岩本はジャブをついて透暉鷹を入らせない。透暉鷹は、タックルに入るフェイントを繰り返す。岩本はジャブでけん制。すると一気に透暉鷹が間合いを詰めて、ボディロック。テイクダウンを奪うと、サイドに回って腕を狙いにいく。岩本が耐えると、今度は透暉鷹が鉄槌を連打。これがまともに入ったか、レフェリーが試合をストップした。
この結果、ISAOのタイトルに挑戦するのは、透暉鷹に決まった。
▼第1試合 ウェルター級73kg以下契約 5分3R
〇近藤有己(パンクラスイズム横浜/第5&8代K.O.P.)
判定3–0 ※三者ともに29-28
●鈴木一史(リバーサルジム新宿Me,We/WARDOGライト級 第3代王者)
96年のデビュー以来MMA108戦のキャリアを誇り、45歳となった今も現役を続けるレジェンドファイター近藤。昨年5月は鈴木淑徳から判定勝ちを収めている。同12月にはDARANIに判定負け。対する鈴木一史は、WARDOGライト級第3代王者で、43歳で現役を続けている。
1R、近藤はローキックで下から崩しにかかる。蹴られたくない鈴木は、シングルレッグに入りケージに押し付ける。耐えた近藤に対して鈴木は、リフトで抱えて、テイクダウンに成功。近藤が立ち上がったところで鈴木がケージへ押し付けて、肩パンチ。
両者が離れて打ち合い。近藤がローキックから右ストレートをヒット。尻もちをついた鈴木に、近藤が上からパウンド。これは鈴木がガードポジションで耐えた。
2R、近藤はローキックからパンチへつなげる。鈴木は右のパンチを打ちながらシングルレッグで組みつき、テイクダウンを奪う。近藤はハーフガード。鈴木はパスしてマウントポジションを奪う。ここから脱出した近藤だが、蹴り足をキャッチされて再びテイクダウンを奪われてしまう。近藤が上からパウンドを落とされて、ラウンド終了。
3R、近藤はローキックからハイキックで揺さぶりをかける。鈴木はシングルレッグに入るが、近藤は耐える。ケージを背にした近藤は、足をかけて鈴木からテイクダウンを奪う。ガードポジションの鈴木。近藤はアキレス腱を狙うが、鈴木が下からのアームロックを仕掛けたところで試合終了。判定3-0で近藤が勝利をものにした。
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