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【DEEP KICK】進撃の祐基が-70kg次期挑戦者に決定、昼大会は本戦5試合オールKO決着=7.24大阪

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2022/07/30(土)UP

竹内皇貴(左)が-65kg挑戦者決定トーナメント決勝に進出

DEEP☆KICK実行委員会
『DEEP☆KICK ZERO 03』

2022年7月24日(日)大阪・176BOX

『DEEP☆KICK ZERO 03』は本戦5試合オールKO決着という神がかった大会となった。メインイベントとセミファイナルでは-65㎏挑戦者決定トーナメント準決勝2試合が行なわれ、竹内皇貴と慎太郎がそれぞれ勝ち名乗りを受けた。両者は9月25日に決勝を争う。

▼メインイベント DEEP☆KICK-65kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
●中澤友(ビンチェレあべの)
TKO 3R 2分59秒 ※レフェリーストップ
○竹内皇貴(チームドラゴン)
※竹内皇貴が-65kg挑戦者決定トーナメント決勝に進出

パンチを放つ竹内皇貴

 メインイベントは中澤友(ビンチェレあべの)vs竹内皇貴(チームドラゴン)のDEEP☆KICK-65㎏挑戦者決定戦準決勝戦。1Rからやりあう両者。テコンドー出身の中澤が左ハイで揺さぶりをかければ、竹内はそれを腕でブロック。右ミドルや間合いを詰めてのテンカオ(カウンターの右ヒザ)で攻め込む。

 2Rになると、中澤はスーパーマンパンチ風な左ストレートに活路を見出そうとするが、フィジカルの差は歴然。同じ-65㎏級とは思えないほど、竹内の方が体格では勝っていた。その差を活かして竹内はミドルの連打やインローでさらに削りにかかると、中澤は失速し始めバランスが崩れる場面が目立つようになる。

竹内皇貴の飛びヒザ蹴り

 それでも2R終了時点のオープンスコアは1-1とイーブンだったが、3Rになっても竹内優勢の流れは変わらない。ミドルとテンカオで中澤にさらにダメージを与える。ヘロヘロになりながら何とか持ちこたえる中澤に対して、ラウンド終了間際竹内はコーナーで目が覚めるような飛びヒザ蹴りを中澤の顔面にヒットさせ、メインイベンターの大任を果たした。

 決勝進出を決めたチームドラゴンの雄は「ここからあとふたつ(2試合)勝ち抜いてチャンピオンベルトをとるんで、次も絶対見に来てください」と元気よくマイクアピール。常勝軍団は西で復活の狼煙をあげた。注目の決勝戦は9月25日にテクスピア大阪で開催されるDEEP☆KICK63で争われる。


慎太郎(左)が-65kg挑戦者決定トーナメント決勝に進出

▼セミファイナル DEEP☆KICK-65kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
○慎太郎(NJKFteamBonds)
TKO 2R 8秒 ※レフェリーストップ
●浅居悠太(TeamU.E)
※慎太郎が-65kg挑戦者決定トーナメント決勝に進出

慎太郎が蹴りを放つ

 セミファイナルでは慎太郎(NJKFteamBonds)vs浅居悠太(TeamU.E)の-65㎏挑戦者決定トーナメント準決勝が組まれた。1R、オーソドックスの慎太郎が右ミドルを放つと、サウスポーの浅居はやや強引に左ストレートをヒットさせる。勝負の振り子は2分過ぎに動いた。ミドル、ストレートと右のアタックで試合の流れを掴んだ慎太郎が右ボディストレートから右ヒザを連打してダウンを奪う。

膝をつく膝をつく

 2Rになっても、ダメージが残る浅居に慎太郎はとどめの右を打ち込みKO勝ちを飾った。

 試合後、マイクを握った慎太郎は「去年は負けてばかり。勝てなくて悩みました。今回トーナメントをとって、言いたいことを言う」と力強く語った。

▶次ページは『DEEP☆KICK ZERO 03』第3~2試合結果

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