【DEEP KICK】大樹が初防衛に成功、KING龍蔵が57.5kg挑戦者T決勝進出
DEEP☆KICK実行委員会
『DEEP☆KICK 62』
2022年6月12日(日)テクスピア大阪
▼メインイベント DEEP☆KICK-60kgタイトルマッチ 3分3R
○大樹(HAWK GYM)
判定3-0 ※30-28、30-27、30-28
●大前洸貴(INFINITY KICK BOXING GYM)
※大樹が初防衛に成功
3月13日のDEEP☆KICK 59で岩郷泰成を破り、大樹への挑戦権を手に入れた大前洸貴。リングを下りれば理学療法士として活動する頭脳派なだけに接戦が予想されたが、昨年7月に王者になった大樹が圧勝する形で初防衛に成功した。
1R、大前は両腕でガッチリとカードを固め、大樹の出方をうかがう。そんな挑戦者に対してチャンピオンはワンツーやハイで揺さぶりをかける。
2R、ガードを上げたまま前に出てきた大前に大樹は左のテンカオを軸に崩しにかかる。インファイトでの右アッパーも有効だ。2R終了時点のオープンスコアは20-19(×2)、20-18で3者とも大樹を支持した。
もうあとがない大前は3Rになると再び前に出るが、サウスポーが苦手なのか攻略の糸口が見つけられない。結局、大樹はこのラウンドもテンカオで大前を追い込み、フルマークの判定勝ちを収めた。
初防衛に成功した大樹はマイクを握るや、「もっとDEEP☆KICKのチャンピオンベルトの価値を高めたい。(強ければ)誰でも挑戦してきてほしい」とアピール。応援団を中心にやんやの歓声を受けていた。石川県在住という異色のチャンプは長期政権を築き上げるか。
▼セミファイナル DEEP☆KICK-57.5kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
○KING龍蔵(ROYAL KINGS)
判定2-0 ※29-28、28-28、29-28
●濱田祐生(山口道場)
※KING龍蔵が-57.5kg挑戦者決定トーナメント決勝に進出
セミファイナルではKING龍蔵と濱田祐生による-57.5㎏挑戦者決定トーナメント準決勝が行なわれた。
1R、濱田は右ローを連打して試合の流れを掴みにかかる。そのローを龍蔵はなぜかカットしない。明らかに濱田が優勢のラウンドだったが、2R終了間際、龍蔵はコツンと当てるようなタイミングの右ストレートで逆転のダウンを奪う。
もうあとがない濱田は3Rになるとテンカオで龍蔵を追い込む。記者の採点では28-28のイーブン。勝負は延長戦にもつれ込むと思われたが、2名のジャッジが29-28で龍蔵の勝利を支持した。
龍蔵は9月25日に予定されているDEEP☆KICK 63で藤井海人と挑戦者決定トーナメント決勝を争う。
▶次ページは【第4・3試合】KING剛と鷹介がTKO勝利
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