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【KNOCK OUT】良太郎、渡部太基を首地獄で下しBLACKウェルター級王者へ、小笠原瑛作、龍聖はともにKO勝ち

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2022/09/23(金)UP

壱は、大野貴志を判定で破って第2代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝へ駒を進めた

▼第5試合 第2代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R
〇壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム/ルンピニージャパン・バンタム級王者)
判定3-0 ※30-28×2、30-27
●大野貴志(士道館新座ジム/第17代MA日本バンタム級王者、元WMC日本スーパーバンタム級王者、元Bigbangスーパーバンタム級王者)

 KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級初代王者・小笠原瑛作の王座返上に伴い行われる同王座決定トーナメント。準決勝で壱・センチャイジムvs大野貴志が組まれた。

壱のミドルキックが大野のパンチを止めた

 壱は端正なルックスと美しいムエタイスタイルで人気を博し、抜群の攻撃力を誇る。昨年11月には小笠原の持つ王座に挑戦、判定負けを喫した。前回は海老原竜二にTKO勝利を収めスーパーバンタム級エースへの準備は万端だ。

 対する大野は過去3つの日本王座を獲得した32歳のベテランファイター。19年8月の大田区大会では、江幡塁からダウンを奪われながらも肘で斬り返す逆襲を見せ、観衆を大いに沸かせている。

 1R、壱は左ミドルキックを連発。大野はミドルキックに合わせてフックを被せるが、これは壱がガード。さらにミドルキックに合わせて大野が軸足を刈る。これも耐えた壱は、ワンツー、前蹴りで攻撃を組み立てた。

大野は最後まで粘ったが、あと一歩だった

 2R、大野は壱のミドルキックに合わせて軸足狙い。壱はフェイントを入れながらミドルキックを蹴っていく。大野は距離を詰めながら左右のフックを打つも、壱は首相撲に捕まえて左ヒジ打ち。これは空を切ったが、ペースは壱か。

 3R、大野はアッパーやフックを打ちながら、前へ出る。組みつく壱は、ヒザ蹴り。接近戦でパンチ狙いの大野だが、壱はヒジ打ちで迎え撃つ。パンチの大野、ミドル&ヒジ打ちの壱の対決。最後まで攻め合う2人だが、勝負は判定に。3-0で壱が勝利を収め、決勝進出を決めた。


森岡が炎出丸をKOして第2代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝へ

▼第4試合 第2代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R
〇森岡悠樹(北流会君津ジム)
TKO 2R1分38秒 ※セコンドからタオル投入
●炎出丸(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORKスーパーバンタム級王者)

炎出丸はパンチで勝負に出たが、森岡の攻撃を受けた

 第2代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座決定トーナメント・準決勝で、森岡悠樹と炎出丸が激突する。森岡は175cmの長身から打ち下ろすストレートを武器にKNOCK OUTに参戦。昨年8月の『KNOCK OUT-EX』では壱に実力差を見せつけられての判定負けを喫しているだけに、このトーナメント制覇は一気にトップへ駆け上がるチャンスだ。

 対する炎出丸はキャリア71戦を誇る最年長の39歳。同門の小笠原が王座を保持していたためBLACKルールでの戦いを続けていたが、ヒジ有効のREDルールで勝負を賭ける。炎出丸も2019年8月の『K.O CLIMAX』で壱にフルマーク判定で敗戦しており、今回のトーナメント制覇でリベンジを果たすチャンスとなる可能性もある。

 1R、森岡はミドルキックを軸に、右のパンチ、ロ―キックと攻撃を散らしていく。炎出丸はジャブから右を入れたいが、森岡の散らした攻撃に活路を見出せない。森岡の右ボディストレートが何発も入る。ボディストレートからヒザ蹴りへつなげた。

森岡がパンチをまとめてTKO勝ち

 2R、炎出丸は前へ出て前蹴り、ロ―キックで攻撃。森岡はリズムを刻みながら、右ボディを入れていく。炎出丸は前へ出たところに右フックを入れて、ダウンを奪った森岡。立ち上がった炎出丸だが、さらに右を入れられるとフラフラになってしまう。森岡がパンチをまとめたところで、セコンドからタオルが投入された。

 マイクを握った森岡は、「準決勝、次の試合の勝者とやって、自分がベルトを巻く姿を見に来てください」と挨拶した。

<その他の試合結果>
▼第3試合 KNOCK OUT-BLACKライト級/3分3R・延長1R
●般若HASHIMOTO(クロスポイント吉祥寺)
判定0-2 ※28-30、29-29、28-29
〇庄司啓馬(TEAM TEPPEN)

▼第2試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級/3分3R
●向井貫太(WSRフェアテックス三ノ輪)
KO 3R1分00秒 ※レフェリーストップ
〇久井大夢(TEAM TAIMU)

▼第1試合 KNOCK OUT-BLACKフェザー級/3分3R
●前田翔太(WSRフェアテックス三ノ輪)
TKO 1R2分43秒 ※ドクターストップ
〇古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)

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・【テレビ・配信】9.23『KNOCK OUT』良太郎vs渡部太基、小笠原瑛作vsTAKERUほか、ゲスト解説に谷川貞治氏=生中継・放送・配信情報

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