2022/09/22（木）UP
（最終更新：2022/09/22 16:30）

腹筋バキバキの龍聖（左）と小笠原（右）が激突

　明日23日（金・祝）に東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT 2022 vol.5』の前日計量が、都内会場にて行われた。セミファイナルスーパーファイト KNOCK OUT-BLACKフェザー級3分3Rに出場する龍聖（フリー）は57.50kgで計量パス、小笠原裕典（クロスポイント吉祥寺）も57.50kgで計量パスして調子の良さをアピールした。

【フォト】龍聖、小笠原が鍛え抜かれた“ボコボコ腹筋”でマッスルポーズ

　会見が始まると小笠原は、「明日は新しい小笠原裕典が見せられると思うので、楽しみにしてください」と挨拶。対する龍聖は、「明日は自分がどうやったら負けるか分からないくらいに仕上がりました」とコメントした。　

余裕の表情で明日の試合について語る龍聖

　どんな試合を見せたいのか質問が飛ぶと「見ている人に分かりやすい試合をして、最後は倒したいですね」と小笠原。龍聖は「新しい僕を見せて、フィニッシュしたいです」と、ともにKOを意識していた。

　新しい自分を見せることについては、「闘い方から違います」と小笠原。「昔のというか、10代の頃のようにぶっ壊していきたいと思います」と龍聖は語り、明日のリング上で、それが顕著に伝わってくることだろう。

　小笠原にとっては相手がチャンピオンになるが、「純粋にチャンピオンとやるのは、やりがいがあるなと思っています」とモチベーションが上がったという。その上で、「この生意気なガキをぶっ倒すことしか考えてこなかった」と厳しいトレーニングに耐えてきたことを明かした。

　龍聖も「こいつを引退させることしか考えていなかった」と倒すことを意識してトレーニングに励んできたそうだ。　

少し怒りモードで会見の出席した小笠原

　バチバチの対抗心を燃やす2人。小笠原が「明日は倒すんで楽しみにしてください」と語れば、龍聖は「この勘違いの俳優かぶれみたいなおっさんを、ボコボコにして泣かせます」と過激な言葉で挑発した。

　龍聖は11戦11勝（8KO）とパーフェクトレコードを誇るニュースターで、昨年10月には初代KNOCK OUT-BLACKフェザー級王座を戴冠したばかり。小笠原は、小笠原瑛作の兄でありウクライナ人を妻に持つベテランで、妻の家族がウクライナから日本へ避難してきていることもあり、家族や温かいサポートへの感謝のためにも、ここからはコンスタントに試合出場をしていきたいと語っている。

　ともに負けられない一戦は、どんな結末を迎えるのだろうか。

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