【NJKF】ベルギーのカルーアが甲斐元太郎に勝利しISKAムエタイ新王者に、フェザー級挑戦者は笹木一磨に決定
NJKF理心塾
『NJKF2022 WEST 4th』
2022年9月25日(日)大阪・枚方市総合文化芸術センター 別館 メセナホール
▼【2nd Stage】第6試合(メインイベント) 株式会社西鶴presents ISKAムエタイ・インターコンチネンタル・バンタム級(ー55kg)王座決定戦 3分5R
○モハメッド・カルーア(ベルギー/DCボクシングジム/WFMCヨーロッパ・フェザー級王者)
判定3-0
●甲斐元太郎(NJKF理心塾/前NJKFバンタム級王者)
1st Stageと2nd Stageの2部構成で行われた今大会、大トリとなる2nd Stageのメインに組まれたのは、ISKAムエタイ・インターコンチネンタル・バンタム級王座決定戦。主催の理心塾所属で前NJKFバンタム級王者の甲斐元太郎と、ベルギーから来日したWFMCヨーロッパ・フェザー級王者モハメッド・カルーアの間で王座が争われた。
2ヵ月前には『PRO-KARATEDO達人Neo』に出場し韓国人選手を1R TKOして好調の甲斐。地元・枚方市で行われる初のキックボクシング・イベントとあって、大会中には伏見 隆・枚方市長も挨拶しエールを送る中で、初の国際タイトル挑戦となった。
笑顔を浮かべてリングインした甲斐は、カルーアがミドルキックを打ってくる中、1Rから組んでのヒザを繰り出す。組みの展開ではやや甲斐が優勢の中、カルーアは左右ミドルで応戦し、ヒジも繰り出す。ラウンド終盤には甲斐のローが少し効いた様子も見せる。
2R、左右フックで前進するカルーアの勢いを組んで止める甲斐。パンチを中心に攻めるカルーアはボディをヒット。ここから3Rにかけてはカルーアのパンチでの前進を甲斐が組んで応戦という展開が多くなるが、徐々にカルーアのパンチが優勢に。だが3R後半に甲斐のヒジがヒットし、カルーアは左目の上をカット。
4Rにはカルーアのアッパーがヒット。そして中盤過ぎ、カルーアが組んで浴びせ倒すと、甲斐は後頭部をリングに痛打。立ち上がるとフラつくほどで、ここから大きく失速。それでもヒジを当ててカルーアはさらに頭部をカット、ドクターチェックが入るがここは続行。
5Rはカルーアがミドル、ローを出して攻め、お互いにパンチを出すと組む展開が多く見られるが、甲斐の消耗は激しく、大きな見せ場は作れないまま試合は終了。
フルラウンドの戦いとなった試合は、ジャッジ三者ともに支持されたカルーアが判定勝利を飾り、新王者に。甲斐は地元でベルトを勝ち取ることはできなかった。
▼【2nd Stage】第5試合(セミファイナル) NJKFフェザー級挑戦者決定戦 3分3R・延長1R・ヒジあり
○笹木一磨(NJKF理心塾/NJKFフェザー級3位)
判定2-0 ※30-29、29-29、29-28
●魁志(NJKF VIGOR KICKBOXING GYM/NJKFフェザー級6位)
2nd Stageのセミファイナルには、甲斐と同じく7月の「PRO-KARATEDO達人Neo」で韓国人選手に1RTKO勝利した笹木一磨が、NJKFフェザー級挑戦者決定戦に登場。相手は7月末にRIZINさいたま大会に出場して龍聖と対戦した同級6位の魁志。
笹木は同級3位だが、1位の大田拓真はK-1グループに参戦中、2位の大輔は引退を表明と、事実上トップランカーの座にあり、ここはしっかりと勝って挑戦につなげたいところ。
笹木はローとミドルを皮切りにパンチも積極的に繰り出すが、魁志も正面から応戦。試合は接戦となったが、パンチ、蹴りともにわずかに上回った笹木が2ー0の僅差で判定勝利。王者・前田浩喜への挑戦権を掴んだ。
▶次ページは【1st Stage】トリプルメインイベント3試合結果
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