【UFC】“次世代スター”オマリーが元王者ヤンを破る金星!スプリット判定で競り勝つ
2022年10月23日(日本時間)アラブ首長国連邦・アブダビ /エティハド・アリーナで開催された総合格闘技イベント『UFC 280』のバンタム級マッチにて、ショーン・オマリー(米国)がピョートル・ヤン(ロシア)にスプリットの判定勝利を収めた。
オマリーはUFC“次世代スター”と言われる超新星。卓越したスタンド打撃を武器に、キャリア15勝のうち11KOをマーク。前戦となる今年7月のペドロ・ムニョス戦は、オマリーの偶発的なサミングにより無効試合となったが、それまでオマリーは3戦連続のKO勝利を飾っていた。
対するヤンは強靭なフィジカルとハードパンチを武器に、20年のバンタム級王座決定戦でジョゼ・アルドをTKOで破りバンタム級のベルトを巻いたが、初防衛戦で現王者アルジャメイン・スターリングに反則負けで王座陥落。昨年10月にコーリー・サンドヘイゲンを判定で下し暫定王者となったが、今年4月の王座統一戦でスターリングに判定1-2で敗れた。
1R、スイッチを繰り返しつつ鋭いジャブやストレートを飛ばすオマリー。ヤンは金網に押し込むようにタックルに行き一度は切られるが二度目は高々とリフトしてテイクダウン。だがオマリーもすぐ立つ。ラウンド終了間際にはオマリーがタックルを見せる。
2R、ロー、ミドルと蹴りで前へ出るヤン。しかしオマリーはそこへ飛び込んでの左ストレート。これが効いてヤンが下がるが、ラッシュに来たオマリーにヤンは逆に左ストレートを当てさらにテイクダウン。
下から足を利かせて腕十字や三角絞めを狙うオマリーにヤンはパウンド。オマリーは立つがヤンはなおも前に出てプレッシャーを強めるとまたもテイクダウン。ケージにオマリーを押し込みつつパウンドを落とす。
3R、前に出るオマリーのヒザが顔面に入りヤンが下がる。追うオマリーだがヤンはパンチを返すとタックルでケージに押し込んでテイクダウン。ヤンの左目からはかなりの出血が見える。オマリーは立つがヤンはそのたびにテイクダウン。最後もトップからパウンドを落として試合を終えた。
判定はスプリットでオマリー。ランキング11位ながら1位で元王者のヤンを下す金星で、タイトルマッチへ大きく前進した。
WME-IMG
『UFC 280』
2022年10月23日(日本時間)アラブ首長国連邦・アブダビ /エティハド・アリーナ
▼バンタム級
●ピョートル・ヤン(ロシア)
判定2-1 ※29-28、28-29×2
〇ショーン・オマリー(米国)
- 1
- 2
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