怒涛のパンチ36連発！”全身タトゥー無敗男”が立ったままTKO負けの衝撃 =UFC
ムハマッド（左）が全身タトゥー無敗のブレイディにTKO勝利©️UFC
2022年10月23日（日本時間）アラブ首長国連邦・アブダビ ／エティハド・アリーナで開催された総合格闘技イベント『UFC 280』のウェルター級マッチにて、同級5位のベラル・ムハマッド（34=米国）が無敗で同級8位のショーン・ブレイディ（29=米国）にKO勝利を飾った。
ムハマッドは元Titan FCウェルター級王者で19年9月に佐藤天からリアネイキッドチョークで一本勝ちを収めるなど、現在8戦負けなし（7勝・1無効試合）だ。
対するブレイディは元CFFCウェルター級王者。キャリア15戦無敗の実力者で、全身に派手なタトゥーを入れているのが特徴だ。
試合は序盤から強い圧力で前進するムハマッド。ブレイディを金網まで下がらせ打撃で攻勢。しかし、ブレイディも下がりながら手数を出していく。
2R終盤、ブレイディの右オーバーハンドが当たると、ぐらつくブレイディ。するとムハマッドが怒涛のパンチ連打。防戦一方のブレイディはパンチを被弾し続け、レフェリーがストップ。スタンディングのTKO負けを喫した。イーファイト編集者がカウントしたパンチ数は36発だった。
勝利に大喜びのムハマッドはケージの外に出て会場のファンと抱擁。大会で最も良いパフォーマンスを見せたファイター2人に贈られる『パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト』を受賞した。
WME-IMG
『UFC 280』
2022年10月23日（日本時間）アラブ首長国連邦・アブダビ ／エティハド・アリーナ
▼ウェルター級マッチ
○ベラル・ムハマッド（米国）
KO 2R4分47秒 ※パンチ連打
●ショーン・ブレイディ（米国）
【勝者 選手データ】（2022年10月23日現在）
ベラル・ムハマッド（34歳・Belal Muhammad・米国）
身長180cm 階級：ウェルター級
戦績：22勝（5KO・1一本）3敗1無効試合（Tapology 情報参照）
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