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【NKB】44歳・藤原あらし、老獪テクニックでランカーの則武知宏にTKO勝利! アリスは首地獄でMickeyに判定負け

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2022/12/24(土)UP

藤原あらし(下)が老獪なテクニックで則武(上)をTKOで下した

NKB日本キックボクシング連盟
『NKB 2022 喝采シリーズ FINAL』
2022年12月24日(土)東京・後楽園ホール
▼メインイベント バンタム級 3分5R
〇藤原あらし(バンゲリングベイ/元WPMF世界スーパーバンタム級王者/元WBCムエタイ日本統一バンタム級王者)
TKO  4R 2分2秒 ※3ノックダウン
●則武知宏(テツジム/NKBフライ級3位)

則武はバックスピンキックを繰り出すも、あと一歩だった

 藤原は2002年1月にデビューのベテラン選手。2004年11月に全日本バンタム級王座を獲得。以来、“国内軽量級最強”と呼ばれ、WPMF(世界プロムエタイ連盟)世界スーパーバンタム級王者を獲得すると、17年5月には『ZONE』にて復活した全日本キックタイトル『全日本スーパーバンタム級王座』を獲得している。44歳のベテランがNKB初参戦で、NKBフライ級3位の則武知宏と激突する。

 1R、藤原はプレッシャーをかけながらミドルキック。則武は動き回りながら、左ミドルキックを何度も決めていく。藤原はミドルをキャッチして転倒させる。

右ヒジ打ち、ヒザ蹴りで二度のダウンを奪った藤原は、最後も攻撃をまとめてTKO勝ち

 2R、藤原は左ロ―キックを何度も決めていく。則武はミドルキックにパンチを合わせるも単発に終わる。藤原は何度も組んでは転倒させる。

 3R、藤原は左ローキック連発。さらに組みついてヒザ蹴りを入れつつ、右ヒジにつなげる。則武はローキックと首相撲に苦しむ場面が多くなる。藤原は完全に試合をコントロール。

ベテラン健在を証明した藤原

 4R、藤原はローキックでダメージを与えつつ、組みついてのヒザ蹴り。足とボディにダメージがあるのか則武は、動きが止まっていく。何回も首相撲で振り回された則武は、左ヒジ打ちをもらってダウン。立ち上がると飛びヒザで見舞ったが、藤原のヒザ蹴りにつかまり二度目のダウン。再度立ち上がった則武だが、藤原の猛攻を受けてダウンし、この時点で3ノックダウンとなった。

 KO勝利の藤原はファンや関係者にお礼を言った後、「NKB最高!」と叫んで大会を締めた。

▶次ページは、TAKERUvs.勇志、笹谷淳vs.ゼットン

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