【ONE】“千裕の兄”鈴木宙樹、全勝アミニプールに悔しいスプリット判定負け
2月10日(金・日本時間)にタイ・バンコク ルンピニー・スタジアムで開催された格闘技イベント『ONE FRIDAY FIGHTS 4』のキックボクシング・バンタム級マッチにて、第2代REBELS 60kg級王者の鈴木宙樹(26=クロスポイント吉祥寺)がファリヤ・アミニプール(22=イラン)にスプリットの判定負け。ONE初戦を白星で飾ることができなかった。
鈴木は第2代REBELS 60kg級王者で、戦績は15戦14勝(9KO)1敗。空手や総合格闘技の経験を経て、17年8月のKrushでキックボクシングデビュー。21年12月にはプロボクシングに転向し、デビュー戦で1R KO勝利を収めているが、昨年キックボクシングに復帰した。KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者の鈴木千裕は弟。
対するアミニプールはイラン出身でタイの名門ジム、タイガームエタイ所属の若手。11戦全勝のパーフェクトレコードを持つ。
1R、鈴木はカーフキックを連発し、相手を崩しながらの戦法。一方のアミニプールは序盤からガンガンと勝負を仕掛け、ボディ、ミドル、ヒザ蹴りなど一発一発が重たい攻撃で試合をリードする。
2R、反撃に出た鈴木がリング中央を取り、三日月蹴りを連発。アミニプールが対処できず、効かされた様子。しかし、アミニプールの手数の多さに、鈴木は蹴りから得意の右ストレートに繋げることができない。
3R、勝負とばかりに共に積極的に前に出る両者。蹴りからパンチの組み立てで果敢に攻める鈴木だが、アミニプールの左フック、ヒザ蹴りを被弾。ラスト30秒、お互い熱い打ち合いを演じるも、お互いダウンなく試合終了。
甲乙つけ難い接戦。判定は2-1と割れ、アミニプールに軍配。鈴木は僅差で悔しい黒星となった。
ABEMA放送の実況で兄の試合を解説した鈴木千裕。試合の感想を求められ「どっちに行ってもおかしくなかった。宙樹がもっと三日月とストレートを打っていれば、僕は倒せていたと思う」と悔しそうに語り「練習だ。頑張ろう」と、ゲキを飛ばした。
ONE Championship
『ONE FRIDAY FIGHTS 4』
2月10日(日本時間)タイ・バンコク ルンピニー・スタジアム
▼キックボクシング・バンタム級マッチ
●鈴木宙樹
判定1-2
○ファリヤ・アミニプール(イラン)
▶︎次ページは【動画】相手のアゴを跳ね上げる左フック!敗れるも鈴木は善戦
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