【Krush】池田幸司が松谷桐にKO勝利でV2達成!K-1王者・黒田斗真に挑戦状「今年ベルトを奪う」
▼セミファイナル(第9試合) Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
〇横山朋哉(日本/リーブルロア)
判定3-0 ※三者共に28-26
●ペットサムイ・シムラ(タイ/志村道場)
横山は思い切りの良さ、スピードある切れ味のある攻撃が持ち味のファイター。20年には元Krushスーパー・フェザー級王者・西京佑馬や、現同級王者の中島千博に勝利。その後連続KO勝利でスーパー・フェザー級王座決定トーナメントに臨むが、決勝で中島に判定負けした。昨年6月に階級上の元MA王者・石田勝希に勝利し再起。8月にスーパー・フェザー級王座決定トーナメント一回戦でスタウロス・エグザコスティディス(ギリシャ)をKO、準決勝で朝久裕貴に敗れた。
対するペットサムイ(エークピカートからリングネーム変更)は、昨年12月に与座優貴と対戦したタイの強豪。パンチとヒジを中心とした好戦的なスタイルのファイターで2013年3月に来日すると、ラジャダムナンスタジアム・スーパーライト級王者の石井宏樹に挑み、ヒジ打ちで石井を沈め王者となった。
1R、横山はカーフキックを入れて、すぐにパンチから左ハイキックへつなげる。ペットサムイは、強烈なローキック。横山フックでダウンを奪う。さらにボディ打ち連打で追い込んだ。
2R、横山はこのラウンドもキレのあるパンチで追い込んでいく。さらにハイキックへつなげる余裕も見せた。そして、横山が左ストレートでダウンを奪う。だが、ここからが地獄となった。ペットサムイは左ローキックで逆襲。これが効いたのか、横山の動きが止まりトーンダウンしていった。
3R、勢いを取り戻したペットサムイは、横山にローキックを集めて鬼のような反撃開始。ペットサムイは完全に生き返り、ローキックを連発。横山がバランスを崩したところへペットサムイの左が入り、ダウンを奪う。横山は完全にローキックが効いている。それでもペットサムイのローキックにパンチを合わせて逆襲する場面も。
判定勝負は、2度のダウンを奪っている横山が苦しみながらも勝利をものにした。
▼第8試合 Krushウェルター級/3分3R・延長1R
〇加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)
判定3-0 ※30-28、29-28、29-27
●幸輝(インタージム)
加藤はレオナ・ペタスの実弟。21年1月には山際和希を下して、Krushウェルター級王座を戴冠。同年9月には、野杁が優勝したK-1ウェルター級王座決定トーナメントに参戦予定であったが欠場。昨年4月には野杁正明と対戦してKO負け。今回が再起戦となる。
一方の幸輝は、伝統派空手出身で、21年にKrushへ初参戦。FUMIYAを右ストレート一撃で沈め、KO勝ち。その後、安保瑠輝也に敗北。昨年8月は海斗に敗北を喫した。
1R、加藤はカーフキックを連発。幸輝も返すが、加藤はブロック。さらに加藤は蹴りからパンチ連打。ここで幸輝が右を返してバランスを崩す加藤。だが打ち合いの中で加藤は、ラウンド終盤に左を入れてダウンを奪う。
2R、加藤は前へ出て右、左のパンチで打ってKOを狙う。幸輝も打ち合いに応じて、4つのパンチをまとめる。加藤の右がときおり当たり、やや優勢も幸輝も負けずに打ち返す。ここではパンチと加藤のヒザ蹴りが有効か。
3R、ともに前へ出て打ち合う展開に。加藤が左右のパンチを当てると、幸輝も負けずにパンチを何発も入れる。互いに顔から出血し、真っ赤になりながらも打ち合いを止めない。打ち合いながらもヒザを入れる冷静さを見せた加藤が、判定勝ちをものにした。
▶次ページは、吉岡ビギンvs.白幡裕星、伊藤健人vs.堀井翼、その他の試合結果
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