【ベラトール】ヌルマゴ従兄弟の王者ウスマン、圧巻の一本勝ちで初V成功!敗れたヘンダーソンは引退宣言
3月10日(日本時間11日)に米カリフォルニア州サンノゼで開催された総合格闘技イベント『Bellator292』のライト級ワールドグランプリ準々決勝及びタイトルマッチにて、王者のウスマン・ヌルマゴメドフ(24=ロシア)が挑戦者で同級3位のベンソン・ヘンダーソン(39=米国)に一本勝ち。初防衛と同時にトーナメント準決勝進出を決めた。
また、ヘンダーソンはこの試合を最後に引退を宣言した。
ウスマンはUFCライト級で絶対王者として君臨し、29戦全勝で引退したハビブ・ヌルマゴメドフの従兄弟にあたり、16戦全勝の無敗の快進撃。前戦となる昨年11月に当時の王者パトリッキー・ピットブル・フレイレに挑戦し、フルマークの判定快勝でベルトを獲得した。
対するヘンダーソンは元UFC同級王者。3連敗に苦しんだ後、昨年は2連勝と復活。39歳を迎えた中でタイトル挑戦のチャンスを掴んだ。
試合は1R序盤、ウスマンが右のブラジリアンキックをヒット!ヘンダーソンが倒れると、そこからウスマンがヘンダーソンに飛びかかりバックを奪取。
背後から殴り続けるウスマンだったが、すぐにチョークへ移行。懸命にディフェンスするヘンダーソンだったが、ウスマンがリアネイキッドチョーク!ヘンダーソンが観念したようにタップした。
1R2分37秒でウスマンが圧巻の一本勝ち。ヘンダーソンに何もさせず、初防衛に成功、トーナメント準決勝進出を決めた。
一方、敗れたヘンダーソンは世界中のファンに感謝の気持ちを述べると「負けたら引退と発言していたが、今がその時だ」とケージにグローブを置き、現役引退を宣言した。
『Bellator292』
3月10日(日本時間11日)米カリフォルニア州サンノゼ
▼ライト級ワールドグランプリ準々決勝及びタイトルマッチ
○ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア/王者)
一本 1R2分37秒 ※リアネイキッドチョーク
●ベンソン・ヘンダーソン(米国/挑戦者)
※ウスマンが初防衛に成功&トーナメント準決勝進出
▶︎次ページは【動画】ウスマンのチョークでヘンダーソンがタップ!
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