【Krush】森坂陸が玖村修平からダウンを奪い涙の戴冠、平本蓮がセコンドの篠塚辰樹が初回KO勝利
▼第8試合 Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
〇近藤魁成(TEAM3K)
判定3-0 ※30-29、30-27、30-28
●ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館)
近藤は史上初ののK-1甲子園連覇者。昨年ウェルター級からスーパー・ライト級に階級を落としたが、8月大会で元Krushスーパー・ライト級王者の鈴木勇人に逆転KO負けした。
対するトファネリは2020年からK-1・Krushに参戦。持ち前のタフさを活かしたファイトスタイルで野杁正明、佐々木大蔵らトップ選手たちと鎬を削ってきた。
1R、近藤は右ローを当てては、トファネリのロー、ミドルをはバックステップでかわす。当たり続ける近藤の右ローに、トファネリの前脚は1R終わりには既に紫色だ。
2Rも近藤はローの他ジャブでも先手を取り続ける。トファネリはフックの連打を繰り出すが、近藤はほぼ全て避ける。
3R、トファネリが前へ出て、フック連打。近藤もワンツーとパンチの手数を増やし、ボディにヒザ蹴りも。ラストはトファネリが猛打を振るい、打ち合いとなった。
判定は3者とも近藤を支持。近藤がローキックと卓越したディフェンスで、タフなトファネリにポイントアウトし勝利した。
▼第7試合 Krushフェザー級/3分3R・延長1R
〇篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)
KO 1R 1分41秒 ※スリーノックダウン
●林勇汰(FLYSKY GYM)
篠塚はボクシングをバックボーンに、キックボクシングでも高いKO率で連勝する。21年3月のK-1デビュー戦で小澤海斗に勝利したが、12月に当時のKrushフェザー級王者・新美貴士に挑戦しKO負けした。現在は平本蓮も学ぶ剛毅会空手でも稽古を積み、1年3ヶ月ぶりの試合。
林は元K-1ライト級王者・林健太選手の弟で、昨年12月にはKNOCK OUTでタイトルにも挑戦した銀次に判定勝利した。
篠塚のセコンドには平本蓮、剛毅会の岩崎達也宗師がつく。篠塚は腰を落とし、すり足のような動きへ前へ出る。剛毅会空手の稽古のたまものか。そして林の前脚にカーフの連打。林も負けずに接近戦を挑み、右フックを何度か浅く当てる。
しかし篠塚は落ち着いて相手を見据え、滑るようなインステップでワンツー!まともに食らった林が一瞬ヒザを着き、ダウン。
立ち上がった林は大振りフックで反撃するも、篠塚は冷静にショートの返しの左フックをクリーンヒットさせる。林がダウンしひっくり返ると、篠塚は両手を広げ煽る。
再度立ち上がった林に、篠塚がカウンターの左フックからさらに飛びヒザ。さらにボディを入れ、カウンターの左フックを入れると、林が3たびダウン。
スリーノックダウンで、篠塚がKO勝利で復帰戦を飾った。
▶︎次ページは【動画】篠塚が衝撃KO!これぞ“剛毅会空手”だ
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