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51歳・立嶋篤史、100戦目は顔面流血の激闘、残り1秒で無念のストップ=KROSS×OVER

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2023/04/17(月)UP

KROSS×OVER実行委員会
『KROSS×OVER.21 』※昼の部
2023年4月16日(日)東京・新宿FACE

森脇 公三が勝利

▼メインイベント 第20試合 初代KROSS×OVER KICK -57.5kg王座決定トーナメント 準決勝3分3R(延長1R)
●雅治(レンジャージム)
TKO 1R 3分00秒 ※右ストレートにてダウン×3
〇森脇 公三(team noubl)

 本来、本トーナメントには花田太一がエントリーをする予定であったが、外傷性小腸穿孔の為に無念の欠場となった。代役の森脇はMMAからキックボクサーに転向。3月5日『KROSS×OVER-Extra.3』にも出場しその一戦はドローだったが、今回のチャンスをものにしたいと手を挙げた為、参戦が決定した経緯がある。

 一方、雅治は他プロモーション含め4戦4勝(4KO)と快進撃を続けており、優勝候補の呼び声が高い選手で今後若手注目株のひとりである。森脇40歳、雅治20歳と年齢差20歳差のマッチが幕を開けた。

 1R、ガードを固め雅治がプレッシャーをかける。距離を詰めてくる雅治に対し右ローキック、 右ストレートを合わせる森脇。残り1分、雅治の右ヒザ蹴りに右ストレートを合わせ森脇がダウンを奪う。立ち上がり再び前に出て来た雅治に対し、同じ展開の右ストレートでダウンを追加する森脇。雅治は再び立ち上がるが、ゴングの音が鳴るのと同タイミングで森脇の渾身の右ストレートがヒットし、衝撃のKO決着となった。

 戦前の予想を覆す、1Rに3ノックダウンでの完全KO勝利の森脇!今後、間違いなく森脇への期待感が高まる試合結果となった。これにより決勝は見事優勝候補の一角に対し金星を挙げた森脇と、未だ無敗のレコードを誇る清水の顔ぶれとなった。強力な右ストレートを武器に持つ両者による決勝戦の行方は一体どうなるのか。要注目のカードが決定した。


清水 俊貴が勝利

▼セミファイナル 第19試合 初代KROSS×OVER KICK -57.5kg王座決定トーナメント 準決勝3分3R(延長1R)
〇清水 俊貴(NEXT LEVEL渋谷)
TKO 2R 2分26秒 ※右ストレート
●田中 秀汰(PITBULL)
※2R、田中が右ストレートにてダウン

 1R、右ストレートを中心に試合を組み立てる清水。清水の伸びのある打撃にペースを乱される田中は戦い難そうな素振りを見せる。ステップで田中の攻撃を外した清水がヒット数で上回っている。

 2R、開始直後から清水の右ストレートでグラつく田中。身長で上回る田中も強引に距離を詰め、ペースを掴もうと試みる。残り1分、攻めに来る田中に清水の右ストレートがクリーンヒット、ダウンを奪う。田中は何とか立ち上がるも、左フックからの右ストレートをクリーンヒットさせ、試合を終わらせた。清水は無敗レコード記録を5勝1分と更新させ、王座に王手を賭けた!


倉光 改が勝利

▼第16試合PRO-KICK -68kg FIGHT 3分3R
〇倉光 改(PITBULL)
判定3-0 ※30-27×2、30-28
●大谷 真弘(BRAVE FIGHT CLUB)

 無敗街道真っしぐらだった倉光だが昨年末第2代-67.5kg王座決定戦でTAMURA(ONE LINK)に敗れてからの復帰戦となる。大谷は前戦で衝撃的なKO勝利をしており、筋骨隆々のボディを持つパワーファイター。今後のウェルター級戦線に食い込みたい大谷と、絶対に連敗は避けたい倉光との見応えのあるマッチが実現した。

 1R、ゴングと同時にパワフルに突っ込む大谷と、それをいなし距離を取る倉光。お互いの距離感が合わずまだ噛み合わない様子。残り1分、痺れを切らした倉光が左右のフックでペースを掴みに来た所でラウンド終了。

 2R、初回に続き強打でペースを掴もうとする倉光。ガードの固い大谷はそれに飲み込まれず耐える。ローキックや膝蹴りをヒットさせていた倉光が若干優勢か。

 3R、開始すぐ、左目が腫れ上がっている大谷にドクターチェックが入るも試合続行。大谷も力強いパンチを当てて巻き返しを図る。次第に倉光のジャブ、ガード上に被せる右フックが当たり始めるも、強靭な肉体を誇る大谷からダウンは奪えず。しかし手数と有効打で上回る倉光の判定勝ちとなった。
大熱戦を繰り広げる-67.5kg級に倉光が慎重かつ丁寧な試合運びで更なる成長を見せ、復帰戦を勝利で飾った。


濵田 修成が勝利

▼第15試合PRO-KICK -58kg FIGHT 3分3R
●森本 直哉(タイフーンクラブ)
KO 3R 1分07秒 ※ 右フック
〇濵田 修成(レンジャージム)
※1R、森本がボディへの膝蹴りでダウン
※2R、ボディストレートと左ストレートにてダウン

 濱田はKRUSH、K-1グループを経て、今回が9年ぶりの再帰戦となる。森本はKROSS×OVERに今回で8回目の出場となり、コンスタントに試合をこなしている。ブランクのある濱田の動きがどう出るかがポイントだ。

 1R、序盤から濱田は森本のボディを執拗に攻めていく。ガードを固めジリジリ前にでる森本にパンチから膝、そして1R終盤に左ボディからパンチをまとめられると思わず森本はダウン。なんとか立ち上がったが森本はダメージを隠しきれない。

 2R、同展開で濱田は2回のダウンを奪取!一発逆転のバックハンドブローを狙う森本だがクリーンヒットには少し遠いか。

 3R、濱田がボディから右フックと打ち分け、ダメ押しのダウンを奪い濱田のノックアウト勝利となった。ブランクを跳ね除け勝利となった濱田だが今回の勝利で間違いなく実力者である事を証明した。今後の活躍が非常に楽しみだ。


中澤 誠弥が勝利

▼第12試合PRO-KICK -55kg FIGHT 3分3R
●小暮 一輝(リーブルロア)
判定0-3 ※28-29×2、29-30
〇中澤 誠弥(PITBULL)

 終始中澤がプレッシャーをかけ続け、クリーンヒットを許さない小暮だったが3Rを通して着実に上回った中澤が勝利を上げた。

 今後、KRUSHを主戦場とするさながら、KROSS×OVERのタイトル戦線にも食い込んでくるか要注目だ!


星野 航大が勝利

▼第10試合KROSS×OVER KICK -53kg級王座 次期挑戦者決定トーナメント 準決勝 3分3R
〇星野 航大(TORNADO)
KO 2R 1分06秒 ※ 左フック
●笠原 秋澄(ワンサイド)

 星野は昨年現王者の星憂雅(IDEAL GYM)に敗北してから、連続KO勝利で勢いに乗っており再戦を望んでトーナメント参戦。笠原は12月18日『KROSS×OVER.20』に参戦し獅子丸相手に引き分けたがタフファイトでガンガン攻めるアグレッシブなファイター。

 1R、星野がカーフキックで試合を作っていく。笠原の足が流れ、序盤からダメージが見られる。星野が打撃をまとめようとすると、負けじと笠原も応戦。1Rは終始星野ペースでゴング。

 2R、星野と笠原の打撃が交錯し、右ストレートからの左フックが笠原の顎にクリーンヒット。笠原は立ちあがる事が出来ず見事、星野のKO勝利となった。試合後、マイクアピールで現王者の星憂雅に次戦も勝って辿り着くと挑戦状を叩きつけた。


▼第18試合PRO-KICK -63kg FIGHT 3分3R
●亜努(新宿ジム)
TKO 3R 0分47秒 ※パンチ連打
〇大高 悠偉(牙王)
※2R、亜努が右フックにてダウン、大高に組み付きによる減点1
※3R、亜努がパンチラッシュにてダウン

▼第17試合PRO-KICK -63.5kg FIGHT 3分3R
〇石川 章太郎(GRIT)
KO 1R 2分28秒 ※ 右フック
●竹腰 一麻(チーム・タイガーホーク)
※1R、竹腰が右フックにてダウン

▼第14試合PRO-KICK -60kg FIGHT 3分3R
〇松崎 竜己(NEXT LEVEL渋谷)
判定3-0 ※30-27×3
●Allabolic・Yod・Sioo(フリー)

▼第13試合PRO-KICK -60kg FIGHT 3分3R
〇直哉(team AKATSUKI)
判定3-0 ※29-27×2、29-28
●柳田 竜弥(北眞舘)
※2R、両者に組み付きによる減点1

▼第11試合PRO-MUAYTHAI-53kg FIGHT 3分3R
〇ハリィ永田(Astra Workout)
判定2-0 ※30-29×2、29-29
●阿部 温羽(チーム・タイガーホーク)


勝利を収めた修徳会選抜のメンバー

▼第9試合(株)イサミpresents 「宿命11」KROSS×OVER選抜vs “東海の雄”修徳会選抜 5対5対抗戦 大将戦
KROSS×OVER KICK -53kg級王座 次期挑戦者決定トーナメント 準決勝 3分3R
●吉松 裕希(NEXT LEVEL 渋谷)
判定0-2 ※28-30、28-29、29-29
〇大久保 峻(修徳会)
※2Rインターバル中の水かけにより吉松にイエローカード×1

 今回、恒例のチーム別対抗戦「宿命」はKROSS×OVER選抜と“東海の雄”修徳会選抜の図式となったが、何と修徳会選抜が5-0で圧勝という驚きの結果となった。大将戦で吉松を破った大久保峻はマイクで『田舎である愛知県田原市からガンガンKROSS×OVERへ進出する』と語った。

 尚、見事勝利を収めた修徳会選抜のメンバー全員には(株)イサミ様よりグローブが贈呈された。


▼第18試合PRO-KICK -63kg FIGHT 3分3R
●亜努(新宿ジム)
TKO 3R 0分47秒 ※パンチ連打
〇大高 悠偉(牙王)
※2R、亜努が右フックにてダウン、大高に組み付きによる減点1
※3R、亜努がパンチラッシュにてダウン

▼第17試合PRO-KICK -63.5kg FIGHT 3分3R
〇石川 章太郎(GRIT)
KO 1R 2分28秒 ※ 右フック
●竹腰 一麻(チーム・タイガーホーク)
※1R、竹腰が右フックにてダウン

▼第14試合PRO-KICK -60kg FIGHT 3分3R
〇松崎 竜己(NEXT LEVEL渋谷)
判定3-0 ※30-27×3
●Allabolic・Yod・Sioo(フリー)

▼第13試合PRO-KICK -60kg FIGHT 3分3R
〇直哉(team AKATSUKI)
判定3-0 ※29-27×2、29-28
●柳田 竜弥(北眞舘)
※2R、両者に組み付きによる減点1

▼第11試合PRO-MUAYTHAI-53kg FIGHT 3分3R
〇ハリィ永田(Astra Workout)
●阿部 温羽(チーム・タイガーホーク)
判定2-0(30-29 30-29 29-29)

▼第8試合(株)イサミpresents 「宿命11」KROSS×OVER選抜vs “東海の雄”修徳会選抜 5対5対抗戦 副将戦
PRO-KICK -61kg FIGHT 3分3R
●神威(FIGHT FARM)
判定0-3 ※29-30、28-30、27-30
〇石川 蓮太(修徳会)

▼第7試合(株)イサミpresents 「宿命11」KROSS×OVER選抜vs “東海の雄”修徳会選抜 5対5対抗戦 中堅戦
KROSS×OVER KICK Sクラス -51kg FIGHT 3分2R
●高見 海凪(team NOVA)
判定0-3 ※19-20、18-20×2
〇大久保 祐(修徳会)

▼第6試合 (株)イサミpresents 「宿命11」KROSS×OVER選抜vs “東海の雄”修徳会選抜 5対5対抗戦 次鋒戦
GIRLS-JUNIOR-KICK -43kg FIGHT 2分3R
●ゆっPーJSK(治政館江戸川道場)
判定0-3 ※28-30×2、29-30
〇岩本 蘭(修徳会)

▼第5試合 (株)イサミpresents 「宿命11」KROSS×OVER選抜 vs “東海の雄”修徳会選抜 5対5対抗戦 先鋒戦
JUNIOR-KICK -45kg FIGHT 2分3R
●髙橋 琉真(リバーサルジム久喜WINGS)
判定0-2 ※29-30×2、30-30
〇大久保 颯(修徳会)

▼第4試合"ムエタイスーパーファイト3大決戦 Part1"KROSS×OVER MUAYTHAI Sクラス -53kg FIGHT 3分2R
〇陸刃(MA楠誠会館)
判定2-1 ※20-19×2、19-20
●松﨑 光輝(北眞舘)

▼第3試合 "ムエタイスーパーファイト3大決戦 Part1"JUNIOR-MUAYTHAI -35kg FIGHT 2分3R ※肘なし、防具なし
〇髙木 修(MA楠誠会館)
判定3-0 ※30-29×2、29-28
●松崎 双獅(北眞館)

▼第2試合 "ムエタイスーパーファイト3大決戦 Part1"JUNIOR-MUAYTHAI -30kg FIGHT 2分3R ※肘なし、防具なし
●森 響斗(MA楠誠会館)
判定0-2 ※29-29、29-30、28-29
〇藤城 海斗(リバーサルジム久喜WINGS)

▼第1試合 KROSS×OVER KICK Sクラス -60kg FIGHT 3分2R
〇宗雅(NEXT LEVEL渋谷)
判定3-0 ※20-18、19-18×2
●白石 優斗(禅道会長野支部)
※1R、白石が左ストレートにてダウン

▼オープニングファイト第4試合KROSS×OVER MMA Sクラス MIDDLEWEIGHT(-83.9kg) FIGHT 3分2R
●シャフ(ロータス世田谷)
TKO 2R 0分10秒 ※右ストレートによるカット
〇岡田 雄希(拳心會)

▼オープニングファイト第3試合KROSS×OVER MMA Sクラス FEATHERWEIGHT(-65.8kg) FIGHT 3分2R
〇サドラエフ・トヒル(ロータス世田谷)
KO 1R 0分29秒 ※右フック
●秋山 正一郎(坂口道場)

▼オープニングファイト 第2試合 KROSS×OVER KICK Sクラス -52kg FIGHT 3分2R
〇曽我 好健(治政館江戸川道場)
判定3-0 ※20-16×3
●山本 蓮(PITBULL)
※1R、山本が左フックにてダウン
※2R、山本が左フックにてダウン

▼オープニングファイト第1試合KROSS×OVER GIRLS KICK -52Kg FIGHT 2分2R
※レガース有り、膝当て、ヘッドギア無し
●内藤 未宇(タイフーンクラブ)
判定0-3 ※19-20×3
〇萱野 愛花(GRABAKA練馬)


[※KROSS×OVER アマチュアファイト]
⑤ジュニアキックボクシングルール -35kg  Bクラス 2分1R 
〇須賀博喜(FACT MMA)
判定勝ち
●根本理功(K-BRIGHT)

④ジュニアキックボクシングルール -25kg  Bクラス 2分1R 
●安藤マノア(FACT MMA)
判定勝ち
〇宮島壮輔(OOTA DOJO)

③MMAルール -77.1kg Bクラス 3分1R 
●渋谷和真(FACT MMA)
判定勝ち
〇五城 雅範(KRAZY BEE越谷)

②キックボクシングルール -70kg Bクラス 2分1R
〇飯間優斗(FACT MMA)
判定勝ち
●内藤達也(リバーサルジム久喜WINGS)

①キックボクシングルール -77kg Bクラス 2分1R
〇山村 卓也(FACT MMA)
判定勝ち
●赤間 陸玖(リバーサルジム久喜WINGS)

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