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【ベラトール】元王者プリムスが優勝候補ベルナウイを下し準決勝へ、グラウンドでは柔術で圧倒

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2023/05/13(土)UP

元王者プリムスがベルナウイに接戦勝利@bellatormma

Bellator MMA
『BELLATOR 296』
2023年5月13日(土・日本時間)フランス・パリ
▼ライト級ワールドGP1回戦
〇ブレント・プリムス(アメリカ/同級4位)
判定3-0
●マンスール・ベルナウイ(チュニジア/同級8位)

 ベルナウイはロシアの『M-1 Global』やポーランドの『KSW』といった欧州トップレベルの団体で試合を重ねてきた実力者。戦績は24戦204敗で、20勝のうち6KO13一本と勝利はフィニッシュで決めている。全試合のフィニッシュ率は8割だ。今大会でも優勝候補の1人に挙げられている。

 対するプリムスは元王者であり、参戦予定だったシドニー・アウトローのドーピング検査結果が陽性だったため、代役として今大会に出場する。

 1R、ベルナウイがパンチから首相撲でヒザ。プリムスはフックで抗いテイクダウンも、ベルナウイがバックを取り、さらには右ストレートを入れる。
 ケージ際での首相撲、接近戦での展開が続く。ラストはプリムスがベルナウイに打撃でヒットさせ、マウスピースを飛ばすも、ベルナウイがテイクダウン。

 2R、ベルナウイが長いリーチで連打も、プリムスがボディロックテイクダウンから、肩固めに入る。プリムスはチョークに移行するも、ベルナウイはVロック狙い。プリムスがパウンド、ヒジを落としてゆく。ベルナウイがリバースするも、プリムスはキムラ狙い。

 3R、ベルナウイが左ジャブを次々と当て、右フックも入れる。さらにベルナウイはケージに詰めてはヒザ。疲弊した様子のプリムスが引き込むが、ベルナウイはパンチ、ヒジを落としてゆく。プリムスがなんとかダースチョークを狙う。

 4R、ベルナウイがワンツーからヒザも、プリムスもワンツーを当ててゆく。プリムスがテイクダウンしては、マウントから肩固め。絞め上げ続けるプリムス。

 38-38のイーブンで迎えた最終R、殴り合いの展開から、プリムスがテイクダウン!プリムスがバックを取り、殴っては裸絞め!さらに最後はパームトゥパームチョークでゴング。両手を突き上げるプリムス。

 判定はプリムスが3-0で勝利。プリムスが準決勝で待つ同級王者ウスマン・ヌルマゴメドフへの挑戦権を手にした。

▶︎次ページは【動画】最終ラウンド、プリムスの渾身のチョークの場面!

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