【Krush】無敗の新鋭・大鹿統毅、優勝候補の大夢との接戦制し新王者に
▼第7試合 Krushライト級 3分3R延長1R
●堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)
KO 2R2分50秒 ※右ストレート
〇SEIYA(POWER OF DREAM)
堀井は“Mr.やりたい放題”のキャッチフレーズ通り、会見でコミカルや衣装や言動で盛り上げる注目のキャラクター。前戦となった2月の伊藤健人戦では判定負けを喫し、今回が再起戦となる。対するSEIYAはこれまでMAD MAX GYMに所属し鋭い蹴り技とパンチのカウンターを武器にキャリアを積んできたが、2021年9月の鈴木孝司戦で敗れ4連敗したことで今回からPOWER OF DREAMに移籍し、再起を狙う。
1R、ガードを固めながら右ローのSEIYAに、堀井はワンツーを飛ばしてカウンターのヒザ蹴りでダウンを奪う。その後も接近戦でパンチをまとめる堀井が優位に試合を進める。
2R、顔面前蹴り、右ハイをヒットさせるSEIYAは徹底して右ロー。
堀井は距離を潰してパンチをまとめるが、お互いに組み付きが多い展開となり、レフェリーが両者に注意。再開後、SEIYAが左飛びヒザをクリーンヒットさせると、堀井が足をもつれるようにダウン。立ち上がろうとしたが、足元がフラついており、レフェリーがストップ。SEIYAがTKO勝ちで連敗を脱出した。
▼第3試合 第2代Krushフライ級王座決定トーナメント準決勝(2) 3分3R延長1R
〇大夢(WIZARDキックボクシングジム)
判定3‐0 ※30‐29×2、30-28
●長野翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
※大夢が決勝戦に進出
大夢は10戦8勝(4KO)2敗と出場メンバーで一番のキャリアがあり、昨年9月の初代Krushフライ級王座決定トーナメントでは決勝戦で大久保琉唯に敗れベルト獲得失敗に終わっており、王座獲得のチャンスが再び来たことになる。対する長野は3戦3勝無敗。
1R、お互いに右カーフを蹴り、長野が右ミドルをヒットさせると、大夢も三日月蹴り、右ジャブと多彩な攻め。
2Rも右カーフ主体で試合を組み立てる大夢がパンチにつないで手数で上回る。長野は後手に回ってしまう。
3R、お互いに気持ちを前面に出す展開となり、このラウンドは接近戦の打ち合いに。大夢は左ボディから連打につなぎ、長野もパンチの手数を返すがクリンチの場面が増え警告を受ける。ヒット、手数ともに上回った大夢が判定勝ちで決勝進出を決めた。
▶︎次ページは山脇飛翼vs.大鹿統毅、橋本裕也vs.石郷慶人、そのほか試合結果
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