【修斗】MMA4戦目の渡辺彩華、SARAMIを左ハイKOで王座戴冠、大会MVPも獲得
▼第3試合 epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 女子ストロー級5分2R
◯杉本 恵(AACC)
判定3-0
●吉成はるか(シューティング宇留野道場)
杉本は19年のインフィニティリーグ(-50kg)で優勝。修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメントでも決勝に進出し(20年8月)実力を見せている。
吉成は昨年の全日本アマチュア修斗で優勝し今回がプロ修斗デビュー。MMAでは2戦し1勝1分の星を残している。
1R、杉本は左右ストレートを連打し猛攻。吉成は勢いに横を向いてしまう。杉本はそこから圧力を緩めずケージに押し込む。レフェリーがブレークしていてもやはり杉本が左右ストレート連打で吉成を攻める。
2R、杉本は再び打ち合いと見せかけタックル。テイクダウンするとパウンドを見舞い、マウント、バックマウントと進めスリーパー。だが吉成は極めさせず、杉本を振り落とす。しかし杉本はすぐに向かって再び吉成を下にしてパウンド。攻め続けて終了する。
判定は20-18、20-18、20-16の3-0で杉本。「豪快に勝ちたかったんですけど、また次回修正して頑張りたいと思います」と次戦に向け語った。
▼第2試合 epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 女子ストロー級5分2R
◯宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT)
一本 1R 4分39秒 ※スリーパーホールド
●エンゼル☆志穂(GSB多治見)
宝珠山は6戦2勝3敗1分の戦績で、2勝はKOと一本で上げている。対するエンゼルは昨年の全日本アマチュア修斗で準優勝し今回がデビュー戦となる。
1R、宝珠山が組みつきエンゼルを押し込む。しかしエンゼルは金網を背にテイクダウンをこらえブレークを呼び込む。タックルのエンゼルだが、宝珠山が投げをカウンターしてテイクダウン。背後に回り腕を巻きつけスリーパーを極め勝利した。
1Rの一本勝利で勝ち点4を獲得した宝珠山は「リーグ戦、大変ですけど頑張っていきます」と抱負を語った。
第2試合開始前に藤井惠CSO(最高戦略責任者)がケージイン。インフィニティリーグ参戦選手で明らかになっていなかった「X」が藤野恵実であることを発表する。
藤野は「パンクラスから乗り込んできました。喧嘩を売りにきました。若手の選手がいっぱい出る面白いリーグ戦だなと思って参戦を決めました。若い選手が増えてきて嬉しいんですけど、若いのは全員ぶっ潰すつもりで、誰にも越えさせないつもりで必ず私が優勝するので、応戦よろしくお願いします」と挨拶した。
▼第1試合 女子アトム級5分2R
△渡辺久江(ZERO)
ドロー
△玉田育子(AACC)
渡辺は2002年、玉田は2005年からMMAに出場してきたベテランファイター同士。キックボクシングとの二刀流である渡辺に対し、玉田はテイクダウンとグラウンドコントロールを得意とする。
1R、玉田は渡辺の前蹴りをキャッチし背後に回って押し込む。渡辺は背後の玉田にバックエルボーの要領でヒジを当てて向き合うが、玉田が両足タックルでテイクダウン。しかし渡辺は立ち上がってスタンドに戻る。そこから首相撲からのヒザを玉田に効かせる。
2R、玉田は前に出て密着し、金網に押し込んで渡辺の打撃を封じる。距離を潰される渡辺だが、ヒジを放ち、玉田に倒されてもすぐに立ち上がる。タックルをガブられた玉田は引き込むが、渡辺はパウンドを連打する。
判定は20-18(渡辺)、19-19、19-19で1-0もドロー。両者は健闘を称え合った。
▼オープニングファイト COLORSグラップリングルール 49kg契約5分1R
△井上愛羅(ストライプル茨城)
ドロー
△NOEL(AACC)
両親ともに格闘家で柔術全日本大会でも優勝している井上は、開始すぐに座ってNOELを待ち受ける。そしてガードでクローズガードの中に入れ、“スーパー中学生”の呼び名を持つNOELに極めを狙う。残り時間2分でガードから出たNOELは足関節技を狙うが、これは井上が極めさせない。再びガードでNOELをとらえ、井上が極めを探る中で終了のホーンが鳴る。
ともに一本を奪えず、引き分けの結果となった。
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【修斗】17年ぶり女子大会開催、女王SARAMIが初防衛戦で渡辺彩華を迎える=5.21
・休業突入の“筋肉女子”ちゃんよた、露天風呂姿を公開!休業理由も説明
・元UFCグラマー美女ヴァンザント、2年ぶり素手ボクシング復帰か!「戦闘態勢に入ったわ」
・藤野恵実、右拳骨折でレントゲン公開=パンクラス渡辺彩華戦で激闘
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!