【修斗】MMA4戦目の渡辺彩華、SARAMIを左ハイKOで王座戴冠、大会MVPも獲得
サステイン
『プロフェッショナル修斗公式戦 Colors Produce by SHOOTO』
2023年5月21日(日)東京・ニューピアホール
▼メインイベント(第7試合)世界女子スーパーアトム級チャンピオンシップ5分5R
●SARAMI(パンクラスイズム横浜/王者、初防衛戦)
KO 2R
〇渡辺彩華(AACC/挑戦者、同級2位)
SARAMIは柔道をバックボーンにMMAに取り組み、12年にプロデビュー。DEEP JEWELS、Road FC、PXCといった団体で経験を積み、21年7月、3度目の対戦で王者・黒部三奈を破り、悲願の修斗世界王者となった。昨年4月RIZINに初参戦し浅倉カンナに敗れたが、11月にはブラジルのラーラ・フォントーラに判定勝利を収めた。
対する渡辺は柔道出身で業界での評価も高く、昨年10月にはパンクラスの『NEO BLOOD!』でMMAの経験で大きく上回る藤野恵実と対戦し、黒星を喫するも最後まで健闘。今年1月の修斗では元王者・黒部三奈にパウンドでTKO勝利を収めた注目の新鋭だ。MMA2勝1敗、4戦目にしてタイトル挑戦となる。
1R、左右に構えをスイッチする渡辺はカーフキック。SARAMIは渡辺のガードの内側を抜きパンチを当てていく。パンチを被弾しても渡辺はカーフを変えず続行する。
2R、SARAMIが左右ストレートのヒットを上げていく。しかし渡辺は前蹴りを入れ、続いて左ハイキック。SARAMIは組みついて投げを放つが渡辺はこれを残し、再び左ハイキック。前方に崩れたSARAMIにパウンドを連打し、レフェリーが試合をストップした。
勝利した渡辺は「今日ティアラをゲットして美女からシンデレラになりました。AACCに移籍してから連戦で厳しい相手が続いたんですけど、AACCのみんなのおかげでここまで来れました。もっと強い相手にこれから挑んでいくのでよろしくお願いします」と戴冠を喜んだ。
また、今大会のMVPは、KO勝利で王座戴冠した渡辺に決まったことが発表された。藤井惠CSO(最高戦略責任者)にティアラを付けられた渡辺は「女子の試合はKOが少ないと言われていますが、私がKOを作って盛り上げていきたい」と意気込んだ。
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