【GLORY】“絶対王者”ペットパノムルン、6度目の防衛に成功!ドイツ若手ムーサからハイキックでダウンを奪う
5月27日(日本時間28日)にドイツ・エッセンで開催された『GLORY86』メインイベントの世界フェザー級タイトルマッチにて、王者ペットパノムルン・キャットムーカオ(27=タイ)が挑戦者で同級4位のアフマド・チク・ムーサ(23=ドイツ)に判定勝利。6度目の防衛に成功した。
【動画】ペットパノムルン、左ハイキックでダウンを奪った瞬間!
ペットパノムルンはムエタイ強豪。16年にGLORYに参戦。18年にフェザー級王座を奪取し、以降5度の防衛に成功した“絶対王者”だ。21年11月、RISEに初参戦し、原口健飛に判定勝ち。昨年8月のRISE世界スーパーライト級王座決定戦で延長戦の末、再び原口に勝利、12月には山田洸誓にも勝利した。今年3月の『GLORY 84』でライト級タイトルに挑戦するも、王者のティジャニ・ベスタティにKO負け。2階級制覇は失敗した。今回はその再起戦となる。
対するムーサはキック通算戦績58勝8敗1分(28KO)を誇り、22年8月からGLORYに参戦し、現在3連勝と波に乗っている。
試合は1R、強いプレッシャーとパンチで試合のリズムを作ろうとするムーサに対し、ペットパノムルンは前蹴り、ローを軸に、ヒザ蹴りをクリーンヒット。蹴り数を増やし、試合のペースを握る。
2R、ムーサは引き続き強い圧力とローで攻勢するが、ペットパノムルンは得意の左からの攻撃。左の前蹴り、フック、ミドル、ヒザ蹴りを当てる。
3R、ペットパノムルンが左ハイキックでムーサからダウンを奪う。カウント7でファイティングポーズのムーサに対し、パンチラッシュで追い込むも、地元ファンの声援を背にムーサは耐え凌ぐ。
逆転を狙うムーサはここから猛反撃。しかし、試合巧者のペットパノムルンはひざ蹴り、クリンチ、飛び込みの左ストレートを繰り出し、ムーサにペースを譲らず。最終5Rでは、ムーサがパンチの連打でペットパノムルンを追い込む場面も見られたが、時すでに遅し。
判定5-0でペットパノムルンが勝利。6度目の防衛に成功した。
『GLORY86』
5月27日(日本時間28日)ドイツ・エッセン
▼世界フェザー級タイトルマッチ
○ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/王者)
判定3-0 ※48-46×3、49-45×2
●アフマド・チク・ムーサ(ドイツ/挑戦者)
※ペットパノムルンが6度目の防衛に成功
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