【ビッグバン】王座陥落のジョージがレフェリーに抗議し騒然に！藤村大輔がTKO勝利で新王者へ
山際（右）は、政斗（左）と接近戦でも打ち合えるところを見せて判定勝ち
▼第10試合 67kg 契約 3分3R ビッグバンルール
〇山際和希（谷山ジム）
判定3-0 ※30-29×2、30-28
●政斗（治政館）
パンチでKOを狙う政斗
初代Bigbangウェルター級王者で、第7代Krush同級王者の山際和希（谷山ジム）は、ジャパンキックウェルター級2位の政斗（治政館）と対戦する。2人は過去に試合が組まれていたが、山際のケガで流れてしまった経緯がある。政斗は「あの時の思いを今回の試合に乗せて戦う」と語り、山際は「面白くない試合と言われたんで、接近戦でも戦えるところを見せる」と豪語していた。
1R、政斗は間合いを詰めてパンチからロ―キック連打。山際はディフェンスしながら、ジャブで弾きミドルキックを決めていく。政斗はローキックをヒットするも、山際の蹴りがヒットする場面が目立つ。
山際が判定で差をつけた
2R、ここでも政斗が接近してのパンチ連打。山際はディフェンスしつつミドルキックで反撃。ときおり、政斗のパンチが入るも、山際はミドルキックも返して互角の展開に。山際の左のパンチも入るシーンがあった。
3R、政斗は左フックから右ロ―キック。山際は右のパンチを返して、ミドルキック。これを繰り返してペースを掴んでいく。政斗はパンチで打ち込むも、山際はこれに耐える。やや山際の攻撃が入り、そのまま判定へ。3-0で山際が勝利をものにした。
齋藤が安保を判定で下した
▼第9試合 65kg 契約 3分3R ビッグバンルール
●安保璃紅（=あんぽ りく/フリー）
判定0-3 ※三者とも28-29
〇齋藤紘也（WSR フェアテックス三ノ輪）
安保は兄の瑠輝也と共に空手で活躍し、関西では“安保兄弟”として注目を集める。17年5月には、レオナ・ぺタスに勝利して、Krushスーパー・フェザー級王座を無敗のまま戴冠。19年11月には、フェザー級に階級を下げ、K-1 WORLD GP王座決定トーナメントに挑んだが、ムエタイのジャオスアヤイにKO負け。その後、2年半のブランクを経て、昨年7月にKrushのライト級戦で再起予定だったが、減量中のドクターストップで欠場となっていた。
安保は蹴りからパンチにつなげるも敗北
齋藤はABEMA格闘代理戦争出身で、185cmと長身の23歳。20年のデビュー以来連勝していたが、昨年6月に判定負けで初黒星となった。
1R、安保はローキック、ミドルキックを確認しながら蹴っていく。齋藤は左右に構えをチェンジしながらヒザ蹴りを狙う。安保はロープ際へ追い込むと右のパンチをヒット。パンチをまとめて追い込む安保。
齋藤が安保を下してこの表情
2R、安保は圧力をかけて右のボディブロー。齋藤はガードしながらカウンターのヒザ蹴りを入れて右のパンチ。安保が倒れるもスリップに。前へ出てパンチをボディへ集める安保。齋藤は前蹴りからヒザ蹴りをヒットした。
3R、齋藤は前蹴りからヒザ蹴りへつなげるも、安保がローキックでダメージを与えていく。左右のローキックで攻める安保。だが、齋藤は一歩も引かない。前蹴りからヒザ蹴り、右のパンチで追い込んでいく。やや安保の手数が減ったところで試合終了。判定は3-0で齋藤が勝利を収めた。
＜その他の試合結果＞
▼第8試合 S バンタム級挑戦者決定戦 3分3R延長1R ビッグバンルール
〇小巻海斗（真樹 ジム AICHI）
判定3-0 ※28-26×2、28-27
●蘭丸 （team AKATSUKI）
▼第7試合 バンタム級挑戦者決定戦 3分3R 延長1R ビッグバンルール
●鈴木太尊（谷山ジム小田原道場）
延長判定0-3 ※三者共に7-10
〇峯 大樹（若獅子会館）
▼第6試合 61kg 契約 3分3R ビッグバンルール
〇琢磨（フリー）
判定3-0 ※三者共に30-25
●仲川広汰（Ten Clover Gym）
▼第5試合 67.5kg 契約 3分3R ビッグバンルール
〇梅村直希（湘南格闘クラブ）
判定3-0 ※28-26×2、28-27
●田上“DARUMA”健太（K-1 ジム蒲田チームアスラ）
▼第4試合 フェザー級 3分3R ビッグバンルール
〇竹添翔太（インスパイヤードモーション）
判定3-0 ※30-27×2、30-28
●大澤匡弘（STRIKEｓ GYM）
▼第3試合 （特別試合） 2分2R ビッグバンルール
〇相馬勇悟（G-1 TEAM TAKAGI）
判定3-0 ※三者共に20-18
●YUKI（務所族）
▼第2試合 フェザー級 3分3R ビッグバンルール
〇夏気（TEAM RHAPSODY）
判定3-0 ※30-28×2、30-27
●石崎優佑（BATTLE FIELD チーム JSA）
▼第1試合 フェザー級 3分3R ビッグバンルール
〇春暉（ファイティングアカデミー ドラゴンテイル）
判定2-0 ※30-30、30-29×2
●柴田清哉（ROAD MMA GYM）
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【ビッグバン】安保弟・璃紅が3年半ぶり復帰戦、無敗王者・大輝はK-1プライチュンポンと対決、2階級での王座戦も＝6.18
・ロシア強豪が戦慄のバックスピンキック秒殺KO！相手は何もできず轟沈=OPEN FC
・【BreakingDown】“伝説の喧嘩師”アンディ南野、ノッコン寺田に怒り！「身体的な差別で人気取るのは許せん」
この記事が気に入ったら
いいね！しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight（イーファイト）格闘技情報をフォローしよう！
Follow @efight_twit
