2023/06/18（日）UP
（最終更新：2023/09/18 23:44）

パンチ連打を受けていたジョージがTKO負けになると、レフェリーに抗議。ジョージのセコンドが割って入った

ビッグバンプロモーション
『ビッグバン・統一への道其の46』
2023年6月18日（日）東京・後楽園ホール
▼第13試合メインイベント第2試合 S ウェルター級タイトルマッチ 3分3R ビッグバンルール
●ジョージ（T.G.Y）
TKO　2R2分32秒　※パンチ連打→レフェリーストップ
〇藤村大輔（K-1GYM SAGAMI-ONO KREST）
※藤村が新王者に

ジョージ（右）は予告フィニッシュKOした左ボディを放っていった

　チャンピオンのジョージは破壊力のあるパンチとローキックを武器に、K-1 JAPAN GROUPやビッグバンのリングでキャリアを積んできた。21年11月にはK-1でも活躍する松下大紀を判定で下して、Bigbang王座を戴冠。6月には国内ミドル級のトップファイター・喜多村誠とドロー。昨年11月は城戸康裕と対戦しKO負けを喫した。王座防衛ができるか注目が集まる。　

藤村（左）は1Rからパンチ連打追い込んだ

　藤村は2015年8月にKrushでK-1グループデビュー。2019年3月の神保克哉戦後にK-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTに移籍。日本vs中国・7対7全面対抗戦でドン・ウェンフェイに判定勝利、20年3月に小鉄から勝利。8月はMIKE JOE、11月は城戸康裕に連敗。昨年10月に夜叉猿から判定勝ちを収め、ビッグバンの王座奪取を狙う。

　1R、ジョージはカーフキック。藤村はジャブを突きながら、カーフキックからパンチ連打で追い込んでいく。ジョージは守りながらもパンチを返すも、藤村のパンチ連打の攻勢の目立った。ジョージはボディ打ちでKOを狙うも崩すことができず。

藤村は飛びヒザ蹴りでダウンを奪った

　2R、ジョージは左右のフックをボディへ連打。藤村は耐えながら、パンチを返す。カーフキックでダメージを与えつつ、飛びヒザ蹴りを一閃。これが入り、ジョージがダウン。ファイティングポーズをとるも、まだダメージがありそう。ここへ藤村がパンチをまとめると、ジョージの様子を見たレフェリーが試合をストップした。

　試合を止められたジョージは、レフェリーに抗議。さらにジョージの応援団が「このポンコツ！」と藤村に野次を飛ばし、一時、会場が騒然となる場面もあったが、ジョージのセコンドが事態を収めた。