【KNOCK OUT】乙津陸が”因縁”心直に完封勝利で戴冠、古村光が壱からダウン奪い新王者に、古木誠也がK-1小倉尚也を圧倒KO防衛、重森陽太がバットマンに判定負け
▼第6試合KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級(-55kg)タイトルマッチ/3分5R・延長1R
●壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム/王者)
判定1-2 ※48-47、47-49、47-48
〇古村光(FURUMURA-GYM/挑戦者)
壱は卓越したムエタイテクニックを誇り、端正なルックスから“職業イケメン”と称される。昨年11月同級王座を獲得し、今回は初防衛戦となる。
対する古村は、同じくKNOCK OUTで戦う古村匡平(きょうへい)の弟。サウスポーから繰り出す蹴り技やパンチのテクニックを武器とする。
互いにサウスポーの2人。1R、古村が積極的にパンチ、ロー。壱は詰めて組んではヒザ、さらにミドルからのコンビネーションを入れる。
2R、壱が長い脚で上段前蹴り、詰めてはヒジと積極的に出る。左フックもクリーンヒット。古村は首相撲からのヒザがじわじわ効いているのか、動きが少ない。
3R、壱は右フックを当ててはヒジに繋げる。古村も左ヒジをヒットさせ、コーナーに追い込む場面も。しかしペースを握るのは壱か。
4Rも変わらず壱が積極的に攻め、ヒジも入れると、古村は鼻血を出す。
しかしラスト10秒、古村の左ストレートがカウンターで入り、壱がダウン。
フラつき立ち上がる壱だが、ゴングに救われる。
5R、壱が右ヒジを出すが、古村もヒジを返す。互いに血まみれとなり、壱の左額から出血し、ドクターチェックに。
後半も壱が積極的に出てヒジ、時折古村の動きも止まるが、ここでゴング。
古村は涙ぐみながら「ここで2年前、壱くんに負けてから、苦しいほど練習してきました。これからもっと強くなり、本物の王者になります」とコメントした。
▼第5試合KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級(-55kg)タイトルマッチ/3分3R・延長1R
〇古木誠也(G1 TEAM TAKAGI/王者)
KO 1R2分35秒
●小倉尚也(スクランブル渋谷/挑戦者)
当初、古木の相手として、今年6月に小倉に勝利した武蔵が予定されていたが、所属ジム『WIVERN』を退会したことで今大会を欠場することとなり、挑戦者は小倉へ変更となった。
古木はフルコンタクト空手をバックボーンとし、昨年12月に6戦目にして王者に輝くも、今年3月、武蔵にまさかのKO負けを喫した。
対する小倉は『K-1』や『Krush』でキャリアを積んだ後、昨年12月よりKNOCK OUTに参戦し連勝。打ち合いを信条とするファイターだ。
1R、小倉は前へ出てはボディから上下のコンビネーション。しかし離れた瞬間、古木の左ロングフックが炸裂!小倉が崩れるようにダウンする。
立ち上がった小倉だが、古木はコーナーに追い詰めタコ殴り。小倉もねばるも、古木の左アッパーで2度目のダウン。
なんとか立ち上がった小倉だが、古木がまたも左でとどめを差す、3つ目のダウンを奪取。王者・古木が鮮烈防衛を飾った。
古村はマイクで「お父さんありがとう、ベルトを守れました」とセコンドの持つ遺影に呼びかける。
続けて「自分は見た目は地味だと思いますが、これからも試合で魅せたいと思います」と意気込んだ。
▶次ページ:スアレックの引退セレモニー、重森陽太がバットマンに完封負け
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