【ベラトール】前暫定王者ストーリーが再起戦でKO勝利、難敵ワードをパウンド葬
8月11日(日本時間12日)に米サウスダコタ州スーフォールズで開催された総合格闘技イベント『Bellator 298』メインイベントのウェルター級マッチにて、元暫定王者で同級1位のローガン・ストーリー(30=米国)が同級7位のブレナン・ワード(35=米国)に再起戦でTKO勝利を飾った。
ストーリーは大学時代NCAAディビジョン1で4度のオールアメリカンに輝いたレスリングエリート。昨年5月の同級暫定王座決定戦でマイケル・ペイジにスプリットの判定勝利。続く今年2月に正規王者ヤロスラフ・アモソフと統一王座戦を争ったが、判定で敗れた。今回はその復帰戦だ。
対するワードはRIZIN参戦経験もある実力者。キャリア17勝で16フィニッシュ(12KO・4一本)と高い決定力を持ち、現在3戦連続のKO勝利中だ。
1R、前傾姿勢でジャブを放つワードに対し、ストーリーはカーフやタックルで対抗する。中盤、ストーリーがタックルからテイクダウンを奪うとトップキープ。ハーフガードの状態からパウンドやヒジを落とし肩固めも狙うなど、試合を優位に進める。
2R、前重心のワードの前足にストーリーがカーフキック。そして、ストーリーが打ち合う中で、両足タックルしテイクダウンに成功。トップキープしながらパウンドや鉄槌を連打。殴られ続けるワードを見てレフェリーが試合を止めた。
ワードはすぐに立ち上がり、ストップに抗議するも受け入れられず。ストーリーが完璧なTKO勝利で再起した。
『Bellator 298』
8月11日(日本時間12日)米サウスダコタ州
▼ウェルター級マッチ
○ローガン・ストーリー(米国)
TKO 2R4分5秒 ※パウンド連打
●ブレナン・ワード(米国)
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