【GLORY】海人、悲願の王座奪取ならず、圧倒的な手数差で絶対王者ベスタティに完封負け
8月19日(日本時間20日)にオランダ・ロッテルダムにて開催されたキックボクシングイベント『GLORY87』のライト級タイトルマッチにて、挑戦者の海人(25=TEAM F.O.D)が王者のティジャニ・ベスタティ(25=オランダ)に判定負け。悲願の王座獲得を逃した。
【フォト&動画】あの海人が苦戦、王者ベスタティとの激闘シーン!アッパー被弾の瞬間も
海人は今月6月にサモ・ペティに勝利し、SB世界スーパーウェルター級王座を獲得するなど現在18連勝の波に乗っている。
対する王者のベスタティは、21年9月にGLORYライト級王座を獲得。今年3月にフェザー級王者のペットパノムルン・キャットムーカオをKOで下し、3度目の防衛に成功。絶対王者の地位を確立した。
長身ベスタティと海人の身長差は約10cm。海人はこの差をどうクリアし日本にベルトを持ち帰るのか。
1Rからベスタディがローキックから高速のミドル、ハイキックからパンチに繋げる。海人はガードしながらもカーフキックを返していくが、手数はベスタディだ。2Rもなかなか入らせてくれず、ベスタティのペース。
3R、海人はベスタディのパンチにカウンターのカーフキックをヒットさせる場面もあるが、ベスタディは自身の距離を保ちリーチのある前蹴りで突き放し、力強いワンツーを放つ。海人のボディは赤く腫れ上がる。ベスタティは手数も多く、海人詰めて攻撃しようと自分の動きをさせてもらえない。
4Rまで、ジャッジは全てベスタティを支持。そして最終の5R、逆転を狙いたい海人、前に圧力をかけるが、ベスタティがフック、アッパーと高速パンチの連打を当てていく。海人は右のカーフキックをヒット、効いたか、嫌がるシーンも見せたが、ベスタティの攻撃は止まらず。
「テクニカルな試合だった。ほんとはもっと見せられたが叶わなかった。海人のカーフキックが原因でもある。次は誰でもいい。期待していてほしい」と語った。
判定は5-0(5者とも50-45)でベスタティを支持。判定フルマークの完封勝利でベスタティが4度目の王座防衛に成功した。
クリーンヒット数の比較では、トータルで、ベスタティが109に対し海人は66と圧倒的。しかしローキックについては、海人が35、ベスタティが13だった。
ベスタティは勝利マイクで「テクニカルな試合だった。本当はもっと見せられたが叶わなかった。海人のカーフキックが原因でもある。次は誰でもいい。期待していてほしい」と語った。
『GLORY87』
8月19日(日本時間20日)オランダ・ロッテルダム
▼ライト級タイトルマッチ
○ティジャニ・ベスタティ(オランダ/王者)
判定5-0 ※5人すべて50-45
●海人(TEAM F.O.D/挑戦者)
※ベスタティが4度目の防衛に成功
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