【UFC】元暫定王者ガーヌ、地元で再起戦KO勝利！鉄槌連打で連勝スピバックを撃破

2023/09/03（日）UP
（最終更新：2023/09/03 15:17）

　9月2日（現地時間3日）にフランス・パリで開催された総合格闘技イベント『UFCファイトナイト・パリ』メインイベントのヘビー級マッチにて、元同級暫定王者で同級2位のシリル・ガーヌ（33=フランス）が同級7位のセルゲイ・スピバック（28=モルドバ）にKO勝利を飾った。

【動画】ガーヌが怒涛の鉄槌連打でKO！

　ガーヌはデビューから10連勝でUFC暫定王座を獲得。しかし続く統一戦ではフランシス・ガヌーに敗れてキャリア初黒星。今年3月のヘビー級王座決定戦でジョン・ジョーンズに初回一本負けし王座を逃した。今回は地元フランスでの再起戦となる。

　対するスピバックは東欧モルドバの強豪。キャリア16勝で14フィニッシュと高い決定率を誇り、今年2月に強豪デリック・ルイスに初回一本勝ちするなど、現在3連続フィニッシュ勝利と勢いに乗っていた。

　1R、組み展開に持ち込みたいスピバックに対し、ガーヌはいつも通りスタンド打撃勝負。スピバックのタックルをかわし、ジャブ、ボディ、ローを効かせ、スピバックにダメージを与える。

　2R後半、ガーヌのヒザ蹴り、ボディストレートをクリーンヒットされたスピバックはダメージが明らか。ガーヌはケージを背にしたスピバックに怒涛のラッシュ！

　最後は立った状態でガーヌが鉄槌を連打。身体をくの字に曲げ何もできないスピバックを見て、レフェリーが試合を止めた。

　2R3分44秒、ガーヌが地元ファンの前で圧巻のKOで再起戦勝利を飾った。

『UFCファイトナイト・パリ』
9月2日（現地時間3日）フランス・パリ
▼ヘビー級マッチ
○シリル・ガーヌ（フランス）
KO 2R3分44秒　※鉄槌連打
●セルゲイ・スピバック（モルドバ）

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