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【ジャパンキック】大地が光成を左で倒し王者対決制す!馬渡亮太がタイ強豪のヒジ打ちで流血TKO負け

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2023/10/08(日)UP

馬渡は縦ヒジで斬られて出血。TKO負けとなった

▼第8試合 ダブルメインイベント 日泰国際戦 58.06kg契約3分5R
●馬渡亮太(治政館/WMOインターナショナル スーパーバンタム級王者)
TKO 2R 1分09秒 ※縦ヒジ打ち出血→ドクターストップ
〇ビン・リアムタナワット(タイ)

馬渡はミドルキックで攻撃してペースを掴みかけた

 馬渡は18年9月にタイ・チェンマイスタジアム認定バンタム級王座に就き、19年5月にはジャパンキック同級王座を獲得。21年1月には強豪クン・ナムイサン・ショウブカイと対戦してWMOインターナショナル スーパーバンタム級王者となり、三冠を達成した。長くしなやかなミドルキックと殺傷力の高いヒジを武器に持ち、22年は5戦5勝(3KO)でジャパンキックの最優秀選手賞に輝いている。

 

ビンは左ミドルで反撃

 ビンはタイのオムノーイスタジアムやラジャダムナンスタジアムでメインイベンターにも抜擢される有望株で、通常130ポンド(58.97kg)で試合をしているという。現在フェザー級(126ポンド)の馬渡だが、今回は128ポンド(58.06kg)契約での試合となる。

 1R、互いにローキックで探り合い。馬渡はゆっくりとしたリズムで、サウスポー構えのビンの足を狙う。すると右ヒザ蹴りがビンのボディへ。すぐに右ボディでダメージを与える。ビンは右で反撃も、馬渡は反応して前蹴りで突き飛ばした。

この縦ヒジが入り、馬渡が出血した

 2R、馬渡はカーフキック。さらに右のパンチで追い込もうとする。ビンはミドルキックをヒット。さらに左の縦ヒジ一閃。これがまともに入り、馬渡は右目上を出血。ドクターチェック後、試合終了を宣言。馬渡のTKO負けとなった。

 


浅井(左)はミドルキックをヒット。ヒザ蹴りで追い込んだ

▼第7試合 セミファイナル ミネルヴァ スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分3R
△浅井春香(KICK BOX/ミネルヴァ スーパーバンタム級王者)
判定1-1 ※29-28、29-29、29-30
△MARIA(PCK大崎/TeamRing/同級1位)
※浅井が王座防衛に成功

MARIAはカーフキックとパンでKOを狙った

 セミファイナルでは、ミネルヴァスーパーバンタム級王者の浅井春香が防衛戦に臨む。今年3月、GENスポーツパレスにてドロー防衛となったMARIAを再び挑戦者に迎え、ホームリングで仕切り直しの一戦となる。

 1R、互いにローキックを蹴り合い、組み付いて首相撲の展開。浅井は首相撲でコントロールしてのヒザ蹴りを入れる。MARIAは首相撲を解除しての右のパンチを叩きこんだ。さらにMARIAはバックブローを放つ。

浅井は、ドロー防衛でミネルヴァ スーパーバンタム級王座を守った

 2R、浅井は前蹴りから組み付いてのヒザ蹴り狙い。MARIAは離れてのカーフキック、そして左右のパンチでKOを狙っていく。首相撲の展開になると浅井だが、パンチはMARIAの方が入る印象。

 3R、浅井は首相撲の展開からヒザ蹴り。MARIAはパンチを放つも首相撲の展開が目立つ。MARIAはバックブローを放ち、一発を狙うもこれはクリーンヒットせず。最後まで決定だがないまま試合終了。判定は1-1でドロー。浅井がドローで王座を防衛した。


内田雅之は、19年の現役生活に幕。家族との記念撮影に応じた

<内田雅之、引退セレモニー>
 第6試合終了後、2011年12月に第8代日本フェザー級王座を獲得し、その後、4度の防衛に成功した内田雅之が引退セレモニーを行った。内田は「私、内田雅之はキックボクサーを引退させていただきます。デビューして19年、山あり谷あり。谷の方が多かったと思います。それでも応援していただいた方のおかけで、ここまでやることができました。ありがとうございました」とファンに別れの挨拶をした。


<その他の試合結果>
▼第6試合 フライ級3分3R
●西原茉生(治政館/ジャパンキック フライ級2位)
判定0-3 ※28-30×2、29-30
〇シンイチ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション/WMC日本フライ級1位)

▼第5試合 日泰国際戦 フェザー級3分3R
〇皆川裕哉(KICK BOX/ジャパンキック フェザー級2位)
KO 1R 2分06秒 ※左ヒザ蹴り
●チャット・ロックオンジム(タイ/ROCK ON/元泰国ルンピニースタジアム認定ミニフライ級7位)

▼第4試合 ジャパンキックvsINNOVATION交流戦 56kg契約3分3R
●樹(治政館)
判定0-3 ※28-30×2、29-30
〇前田大尊(マイウェイ/INNOVATIONフェザー級3位)

▼第3試合 ジャパンキック ウェルター級 3分3R
●山内ユウ(ROCK ON/ジャパンキック ウェルター級3位)
判定0-3 ※三者ともに28-29
〇細見直生(KICK BOX)

▼第2試合 日泰国際戦ライト級 3分3R
●貴 雅(治政館/ジャパンキック ライト級3位)
判定0-3 ※29-30×2、28-30
〇デーシング・ロックオンジム(タイ/ROCK ON/元泰国ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級2位)

▼第1試合 ジャパンキック バンタム級3分3R
●ストロベリー稲田(治政館)
TKO 3R 1分59秒 ※パンチ連打→レフェリーストップ
〇九龍悠誠(誠真)

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