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【NKB】王者カズ・ジャンジラがタイ強豪とドロー、片島聡志はハイキックでダウンを奪う判定快勝

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2023/10/14(土)UP

片島(右)のボディストレートが鎌田(左)に入る

▼セミファイナル(第11試合) 56.80kg契約 5R
〇片島聡志(KickLife/元WPMF世界スーパーフライ級王者)
判定3-0 ※50-45×2、50-44
●鎌田政興(ケーアクティブ/NKBフェザー級5位)

 元WPMF世界スーパーフライ級王者・片島聡志とNKBフェザー級5位の鎌田政興が56.80kg契約で対戦する。

鎌田はパンチで反撃するも単発で終わる

 片島は今年4月に海老原竜二と対戦して4RTKOで勝利。鎌田は今年4月に前田浩喜を1RTKOで下し、今回の試合を迎える。

 1R、片島は前蹴り、左ボディを突き刺していく。鎌田は前蹴りを防ぐのが精一杯で、なかなか攻撃ができない。片島は前蹴り、ローキック、ボディで攻撃。鎌田はパンチを放つも、空振りが目立つ。

粘る鎌田に片島の右ハイキックが入りダウンを奪う

 2R、片島は前蹴りを何度もボディへ。鎌田は強引にパンチに入るも、ディフェンスされてしまう。片島はヒザ蹴りをボディへ突き刺し、鎌田が後退。さらに片島はボディブロー、カーフキックで削っていく。

 3R、片島は再び、ボディ狙い。前蹴り、ボディ打ちで追い込んでいく。だが鎌田のヒジ打ちが入り、片島は左目を上から出血。それでも片島は前へ出て、パンチをボディへ打ち込む。

片島の判定勝利となった

 4R、片島は右ボディストレート、さらに左ボディ、カーフキックと多彩に攻めてダメージを与えていく。鎌田は右を放つも、ヒットしない。片島はバックキックまで入れて追い込むも、鎌田はこれに耐る。

 5R、片島は、ここでもボディ打ち、カーフキック、ヒジ打ちと鎌田をサンドバッグ状態に。それでも倒れない鎌田に、右ハイキック入れてダウンを奪う。立ち上がった鎌田は、打って来いとアピール。最後まで倒しにいった片島が3-0で勝利をものにした。


藤原(右)と中島(左)の試合はドローに終わる

▼第10試合 バンタム級 3R
△藤原あらし(バンゲリングベイ/元WPMF世界スーパーバンタム級王者、第2代WBCムエタイ日本統一バンタム級王者)
判定1-0 ※30-30×2、30-28
△中島大翔(GET OVER)

中島は飛び蹴りも不発に

 ベテランの藤原は、昨年12月にフライ級3位の則武にKO勝利で“レジェンド健在”を示したものの、今年2月には片島聡志の右ハイキックでKO負けを喫した。

 中島は、名古屋のGET OVERの新鋭で、ベテランを相手に金星を挙げられるかがポイントとなる。

 1R、サウスポー構えの藤原は左ミドルキックで試合を組み立てる。中島は左に回りながら右ミドルキックで対抗する。藤原は首相撲の展開に持ち込み、離れ際に右ヒジ打ちを見せるうまさで攻撃。中島は素早い攻撃も不発に。

藤原のうまさが目立った

 2R、藤原は首相撲の展開からヒザ蹴り。中島もヒザ蹴りを放つも、ここは藤原の方が一枚上か。中島は離れて素早いパンチからミドルキックを見せるも首相撲の展開に持ち込まれてしまう。

 3R、藤原は、またもや首相撲からヒザ蹴り。中島は飛び蹴りを見せるも、藤原を崩せない。最後までヒザ蹴りの攻防が続き、判定へ。ジャッジは一人、藤原につけるもドローとなった。


<その他の試合結果>
▼第9試合 59.00kg契約 3R
〇半澤信也(Team arco iris)
判定3-0 ※30-28、30-29、30-27
●鈴木ゲン(拳心館)

▼第8試合  61.23kg契約 3R
〇来(テツジム)
判定2-1 ※30-29、29-30、30-28
●山本太一(ケーアクティブ)

▼第7試合 54.50kg契約 3R
●蒔田亮(TOKYO KICK WORKS)
判定0-3 ※25-30×2、24-30
〇安河内秀哉(RIKIX)

▼第6試合 56.00kg契約 3R
〇シャーク・ハタ(テツジム)
判定3-0 ※29-28、30-28、30-27
●龍一(拳心館)

▼第5試合 53.52kg契約 3R
△ベンツ飯田(TEAM Aimhigh)
判定1-0 ※30-30×2、30-27
△田嶋真虎(Realiser STUDIO)

▼第4試合 60.00kg契約 3R
●猪ノ川海(大塚道場)
判定0-2 ※29-29、29-30、28-30
〇利根川仁(Realiser STUDIO)

▼第3試合 55.00Kg契約 2分3R
●KARIN(HEAT)
判定0-3 ※28-30、27-30、26-30
〇MEGUMI KICK SPARK(KICK SPARK)

▼第2試合 61.23kg契約 3R
〇森野允鶴(渡邉ジム)
判定3-0 ※三者共に28-26
●佐藤拓也(クロスポイント吉祥寺)

▼第1試合 フェザー級 3R
〇KATSUHIKO(KAGAYAKI)
TKO 2R2分50秒 ※レフェリーストップ
●増田康介(Realiser STUDIO)

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