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【新極真・世界大会】エース・入来建武が初優勝、“レジェンド”ヴァレリーに勝利し、前回大会の“雪辱”果たす

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2023/10/15(日)UP

入来(右)がヴァレリーに勝利し日本の王座を死守した

 フルコンタクト空手の“体重無差別”『第13回全世界空手道選手権大会』の決勝日が10月15日(日)東京体育館で行われ、男子では現在全日本大会3連覇中の“エース”入来建武(28=日本)が、41歳の“レジェンド”ヴァレリー・ディミトロフ(ブルガリア)を本戦判定5-0で下し、見事王者に輝いた。

【フォト&動画】入来とヴァレリーの激闘の打ち合い!

 初日には、4強の一人である前回準優勝者マシエ・マズール(ポーランド)を17歳の新星・遠田竜司が破る番狂わせから始まった今大会。2日目の第一試合・4回戦では岡田侑己が、第二シードの世界ウエイト制優勝者エヴェンタス・グザウスカスを本戦で撃破。落合光星が、今年のヨーロッパ重量級優勝パウリウス・ジマンタス(リトアニア)をこちらも本戦で破るなど、予想を覆す活躍を見せた。

入来が強烈な突きを叩き込む

 決勝は、1日目、2日目全て本戦で勝ち上がった入来。準決勝ではヨーロッパ大会三冠エドガー・セシンスキー(リトアニア)に重いパンチとローを効かせ、順当に決勝へ駒を進めた。
 対するは世界ウエイト制重量級“3連覇”経験を持つレジェンドのヴァレリー。他格闘技でも広く使われる、足へのカカト蹴り“ヴァレリーキック”の考案者でもある。準々決勝では岡田から中段前蹴りで技ありを奪い、準決勝では20歳の新星アントン・ジマエフ(カザフスタン)に本戦5-0勝利と、若手の台頭を許さず決勝へ進んだ。

パンチで反撃するヴァレリー

 入来は2015年島本雄二と決勝を争うも敗北、しかし前回19年大会では5回戦でヴァレリーに判定負けし、入賞すらならなかった。今回は優勝を狙うと共に、4年越しのリベンジでもある。
 一方のヴァレリーも、世界大会の舞台ではベスト4入りしてきたが、決勝は初となる。

 決勝は、入来が開始から真っ向勝負。左右ローを繰り出し前へ出る。しかしヴァレリーも腹へ下突き、離れてはカカト落としを繰り出す。拮抗した接近戦が続くが後半、入来が左周りにステップをはじめると、ロー、ヒザが良く入る。ヴァレリーもパンチで一歩も引かずも、最後は入来がステップしながら細かいパンチを繰り出し続け、手数を印象つけた。 
 判定は3-0(審判は全員で5者)で入来が勝利。日本エースとしての重責を果たし、世界大会3回目にして、初優勝を成し遂げた。

 惜敗したヴァレリーだが、会場からは長らくヴァレリーコールが鳴りやむことはなかった。

 入来はマイクで「夢の舞台で3回目にして優勝することが出来て本当に嬉しいです」と感無量の様子で、喜びと感謝を語った。

インタビューに答える入来

 また入来は試合後インタビューで「ヴァレリー選手のおかげで強くなれた。4年間頑張る原動力になった」と語る。
 決勝を振り返り「自分を出し切れた。気押されないよう自信を持って行けた」と心の部分でも負けなかったと言う。

 そのヴァレリーは試合後「自分の試合で、会場の皆さんに心に残せたものがあったと感じ取れた。そこが一番嬉しかった」と静かに語る。

古豪・ヴァレリーは「引退の可能性はある」と言う

 今大会で引退ではという声も聞かれたが「その可能性はある。一度戻って、ゆっくり休んで、周囲の人と話して今後どうしていくか決める。来週で42歳。大会に出場するというのは、若い人向けだなという気持ちもある」と微笑んだ。

 また緑代表もヴァレリーについて「年齢もある中で、あれだけ動けるとは。海外の中で一番素晴らしい選手、彼の姿を見て学ぶべきことはたくさんある」と称えた。

【第13回全世界空手道選手権大会・男子】
優勝 入来建武
準優勝 ヴァレリー・ディミトロフ
第3位 エドガー・セシンスキー
第4位 アントン・ジマレフ
第5位 岡田侑己
第6位 落合光星
第7位 遠田竜司
第8位 渡辺優作
 
【The 13th World Championship  Men】
1st place Kembu Iriki
2nd place Valeri Dimitrov
3rd place Edgard Secinski
4th place Anton Zimarev
5th place Yuki Okada
6th place Kosei Ochiai
7th place Ryuji Toda
8th place Yusaku Watanabe

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