【ONE】“日本代表”リカルド・ブラボ、試合残り1秒の大逆転KO勝利!豪打爆発で2連続KO&ボーナス
11月10日(金)にタイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された格闘技イベント『ONE Friday Fights 40』の165ポンド契約ムエタイ にて、“RISE代表”リカルド・ブラボ(23=アルゼンチン/WSRフェアテックス)が新鋭のオリバー・ハンセン(20=ノルウェー)をKOで下し、ONE2戦連続のKO勝利を飾った。試合は1Rに2度のダウンを奪われたリカルドが、試合残り1秒で大逆転勝利を飾った。
リカルドはRISEミドル級(70kg)5位、M-1世界スーパーウェルター級王者、元新日本ウェルター級王者の肩書を持つ。戦績は30戦25勝(20KO)3敗2分と高いKO率を誇る。今年7月のNO KICK NO LIFEでキム・テヒョンに初回KO勝利。8月のONE初参戦で、現役ルンピニー王者のデンパノム・プラン26を左フックで沈めた。
対する20歳のハンセンはONEルンピニー初参戦。キック&ムエタイの戦績22勝3敗だ。
1R、リカルドは強い圧力で前進し、強烈な左フックを当て続ける。ハンセンが伸ばした手の指先がリカルドの目に。アイポークの判断で試合は一時中断。再開直後、ハンセンが右ストレートを当て、続けて首相撲からヒザ蹴り。リカルドが最初のダウンを奪われる。
立ち上がったリカルドだが、ダメージは明らか。ハンセンが猛ラッシュで再び右!リカルドが2度目のダウンを奪われる。ハンセンの猛ラッシュに苦戦するリカルド、なかなか自分のペースが戦えない。
2R、リカルドが反撃。得意の左ボディを連発しハンセンを下がらせる。残り40秒、リカルドの下腹部にハンセンのヒザ蹴りが当たり、ローブローで中断。再開後、リカルドがハンセンをコーナーに追い込んでパンチを連打したところでゴング。
最終3R、リカルドがヒジ打ちを出しながらジワジワと前進し、下がるハンセンに怒涛のパンチラッシュ!するとハンセンが転がるようにダウン。ハンセンが立ち上がると、リカルドが残り30秒、2度目のダウンを奪う。会場が大歓声の中、リカルドが再び怒涛のラッシュ!残り1秒、ハンセンが3度のダウンで、リカルドが劇的な大逆転KO勝利を飾った。
リカルドはこれで前戦に続き2度のファイトボーナスを獲得。勝利マイクで「アルゼンチンと日本の代表としてONEに来て、ONEのムエタイとキックのベルトをとりにいます」と、日本語でコメントした。
ONE Championship
『ONE FRIDAY FIGHTS 40』
2023年11月10日(金)タイ・バンコク ルンピニースタジアム
▼第6試合 165ポンド契約ムエタイ
〇リカルド・ブラボ(アルゼンチン/WSRフェアテックス)
KO 3R2分59秒
●オリバー・ハンセン(ノルウェー)
▶︎次ページは【動画】リカルド、ハンセンから大逆転KO!2戦連続の”ボーナス獲得”大激闘に
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