失神後も殴り続け「命が危ない」「ストップが遅すぎる」と批判殺到=UFC
12月2日(土・現地時間)米国テキサス州で開催された『UFCファイトナイト』では、37歳のライト級ファイター ボビー・グリーン(米国)が1R TKO負けした。
グリーンは相手のパンチでダウンすると、防戦一方のまま約12秒間、17発ものマウントパンチを受け続け、ようやくレフリーがストップした。
これに「遅すぎる」という批判が殺到、UFC代表ホワイト氏も「史上最悪のストップの一つ」と苦言を呈している。
【動画】12秒間、一方的に殴られまくる!「史上最悪のストップ」と批判も
グリーンは13年から参戦するベテランで、現ライト級13位。
この試合は元々、9位のダン・フッカーと対戦予定だったが、フッカーが直前に欠場。12位のジャリン・ターナー(28=米国)と代わりに対決することとなった。
試合はいきなり打ち合いに。1R中盤、リーチに勝るターナーが蹴りで優勢に立つと、右フックをヒット!
グリーンがダウン、ターナーはすぐに馬乗りになり、背後から側頭部を殴りまくる。
グリーンはうつぶせで相手の打撃も見えず、頭を抱え続けては、パンチをもらいまくるが、レフリーは止めず。
10秒を過ぎ、グリーンがぐったりと失神してさらにパンチを貰い、ようやくレフリーが試合を止めた。
この“遅すぎる”レフリーストップには、UFCホワイト代表も「これまで見た中で最悪のレフリーストップの一つ」とクレームを入れた。
解説の元UFC王者マイケル・ビスピンも「レフリーは一体何を待っていたのか?ファイターの命や、長期的な健康が危険にさらされている。不快で恥ずべきこと」と断じた。
他、多くのUFCファイターたちからも「残酷だ、グラウンドで1、2発打った時に止めるべきだった」「あのクソ審判をクビにしろ」「あれでまだ足りないなんて、クレイジーだ」と批判が殺到している。
勝者のターナーもコメントで「どれだけ殴ればいいんだと思った」と困惑を表明する一方「ボビーはとてもタフだ。動き続け、ディフェンスをしていたので、やるしかなかったんだ」とも語っている。
負けたグリーンは後日、SNSで「勝つこともあれば負けることもある。ジャリンは勝っていることを証明するため、努力しなければいけなかっただけさ」とターナーに“なすべきことをしただけ”とメッセージを送った。
▶次のページ:【動画】12秒間、一方的に殴られまくる!「史上最悪のストップ」と批判も
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・元UFC王者アルバレス、素手ボクシングで“顔面崩壊”TKO負け「眼窩底骨が破壊された」
・UFC王者、自宅侵入したDV男に銃を突きつけ”私人逮捕”する映像が話題に
・【柔道】速すぎる…”秒殺寝技女子”角田夏実、全4試合の合計わずか約4分で優勝!”もはや達人”の声
・志穂美悦子、バズった自身の”68歳”マッスルボディを説明、そのトレーニングとは!?
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!