元UFC王者アルバレス、素手ボクシングで“顔面崩壊”TKO負け「眼窩底骨が破壊された」
12月2日(日本時間3日)に米国ユタ州ソルトレイクシティで開催された素手ボクシング大会『BKFC56』のメインイベントにて、元UFCライト級王者のエディ・アルバレス(米国)がマイク・ペリー(米国)に2回終了後のTKO負け。顔が大きく腫れ上がった状態を見たセコンドが、眼窩底(がんかてい)骨折の判断でタオルを投入した。
【フォト&動画】アルバレス、衝撃の顔面崩壊!素手ボクシングの大激闘シーンも
アルバレスはUFCとベラトールの2団体で世界王座のベルトを獲得したレジェンド。今年から素手ボクシングに挑戦し、元UFCチャド・メンデスとダウンを奪い合う激闘の末に判定勝利を飾った。
対するペリーも元UFCトップ選手。キャリア14勝で11KOのハードパンチャーで、昨年2月から参戦するBKFCでは3戦全勝だ。
また、今回の試合のために“ヴァイオレンスの王様”の称号を持つ“King of Violence”ベルトが設立された。
試合は序盤から至近距離での殴り合い。ジワジワと圧力をかけながら前進するペリーに対し、アルバレスはステップを踏みながら、得意の左フック、右ストレートが火を吹く。しかし、タフなペリーは構わず前に出続け、アルバレスの顔面に何度も拳を叩きつける。
一発で倒れてもおかしくないパンチをお互い被弾しながらも、譲らない激闘に会場は大歓声。両者の顔面は腫れ上がり流血も見られる。
2R終了後、左目付近が腫れ上がり目がほとんど開いていないアルバレスを見て、セコンドがタオル投入。アルバレスはTKO負けした。
病院に直行せずに試合後の会見に登場したアルバレス。「自分の眼窩底骨が破壊された。それだけだ。悔しいけど、素晴らしい戦いだった。勝てなかったけど、ファンは喜んだはずだ」と振り返ったが、左目の周囲はどす黒く腫れ上がり、頬も盛り上がっていて、文字通り“顔面崩壊”だ。しかし、その激闘に感動したのか、会見が終わると記者陣から拍手が沸き起こった。
激闘男アルバレス、早期の怪我の回復を祈りたい。
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