【NKB】フライ級王者・杉山空がNJKF1位の谷津晴之に判定勝ち、試合巧者ぶり発揮
NKB日本キックボクシング連盟
『冠鷲シリーズVol.1』
2024年2月17日(土)東京・後楽園ホール
▼第11試合 メインイベント 52.0kg契約 3分5R
〇杉山 空(HEAT/NKBフライ級王者)
判定2-0 ※50-48、49-49、50-47
●谷津晴之(新興ムエタイジム/NJKFフライ級1位)
杉山は、昨年2月のNKBフライ級王座決定戦で龍太郎とタイトルを争い判定勝利、同団体初の高校生王者となった。対する谷津は、昨年9月にNJKFフライ級王者・優心とのタイトルマッチに挑み、判定1-0のドローで王座獲得とはならなかったものの、1者が谷津を支持する健闘を見せた。
両者は21年10月にNKB後楽園大会で対戦しており、その時は引分け(ジャッジ1者は杉山支持)ではあったが、お互い戦績を重ねて2年4ヶ月振りに再戦となる。
1R、杉山がミドルキックから前蹴りと先制、谷津もミドルキックを返す。互いにフェイントをかけながら探り合いの展開が続くが、終盤に谷津がパンチ連打から右ミドルキック、杉山も蹴りを返して組み合いに。
2R、杉山がワンツーを放っていき、距離が近づくと組み合う。組みの展開が多くなり、回し込んで倒すなど有利に進めるのは杉山。杉山はバックスピンキックも見せていく。
3R、左ミドルキックを入れる杉山、谷津が詰めてきたところを組んで、コツコツと腿へのヒザ蹴りも打っていく。谷津もプレッシャーをかけるが、杉山をなかなか捉えることが出来ない。杉山はワンツーから左ミドルを当てるなど、主導権を握っていく。
4R、谷津がワンツーから右ミドルのコンビネーションを見せるが、杉山に組みつかれてしまう。このラウンドも組みの展開が多くなり、お互いヒザ蹴りの応酬に。終盤、谷津も右ローから右ミドル、パンチ連打とペースを上げる。
そして迎えた最終5R、杉山はバックブロー、谷津は圧力を強めて左右のパンチを強振していく。しかし、杉山の縦ヒジが入り谷津は左目の上から出血。ここでドクターチェックが入る。再開後、杉山は左ハイ、自ら近づき距離を詰め組みの展開からヒザ蹴り。谷津も押し込んでいくが、ここで試合終了。判定2-0で杉山がこの勝負を制した。
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