【DEEP】杉山廣平が組み技で風我に判定勝ち、海飛が鋭い打撃でTATSUMIに接戦勝利

2024/03/24（日）UP
（最終更新：2024/04/01 17:29）

DEEP事務局
『宗明建設 Presents DEEP TOKYO IMPACT 2024 1st ROUND』
2024年3月24日（日） 東京・ニューピアホール
▼第13試合　DEEP フライ級 5分 3R
〇杉山廣平（パラエストラ柏）
判定3-0 ※29-28×2、30-27
●風我（フリー）

　杉山は18年のPANCRASEフライ級ネオブラッドトーナメント準優勝者。昨年4月、原虎徹にリアネイキッドチョークで一本勝ちするも、9月はKENTAに判定負けを喫している。

　対する風我は伊澤星花の実弟。22年はヒロヤ、原虎徹らに3連勝し、フライ級GPに抜擢されるも1回戦負け。しかし、昨年12月は切嶋龍輝に判定勝利を飾った。

　1R、ローやミドルを蹴り合う両者。風我は右カーフキック。組み付いた杉山だが潰して上になったのは風我。杉山はすぐに立ち上がるも、終盤に立った状態からバックを取る杉山。

　2R、圧をかける杉山に対して風我がヒザ蹴り。中盤以降、組み付く杉山が立った状態からバックを取る。外して逃れようとする風我だが、スクランブルから上になったのは杉山。スタンドではお互いに様子を伺う。

　3R、前進する杉山は右フックを振るう。サークリングする風我はサウスポーから左ロー。圧をかける杉山はパンチを打って、バランスを崩すが、グラウンドでトップキープ。立ち上がる風我だがバックに付くのは杉山、そこから足をかけて崩しに行く。それでも立ち上がる風我だが、杉山は足をかけてバックを奪い、チョークを狙っていった。

　ジャッジは2R以降に組み技で上回った杉山を支持。杉山が判定勝ちを収めた。

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▼第12試合　DEEP フェザー級 5分 2R
〇海飛（和術慧舟會 HEARTS）
判定2-1 ※19-19（マスト判定TATSUMI）20-18、19-19（マスト判定海飛）
●TATSUMI（NEX）

　海飛は極真空手出身で、15年に全日本高校生空手道選手権で優勝するなど活躍。MMAでは20年PANCRASEアマチュア全日本トーナメント優勝などの実績を持つ。

　対するTATSUMIは地下格闘技で試合経験を持つヤンチャ系ファイター。13年12月にDEEPフューチャーキングトーナメントのフェザー級で準優勝の経歴を持つ。過去、地下格闘技時代には、朝倉未来から一本勝ちを収めたこともある。

　1R、海飛は爆発力を見せて、左右フックやストレートを叩き込む。TATSUMIが随所組んでテイクダウンを迫るが、寝かせきることは出来ない。海飛の打撃が上回った印象だ。

　2R、海飛が鋭いミドルやローを蹴りつつ、ガードの隙間からパンチを当てていく。接近してTATSUMIは組み付くと、押し倒して上になる。立ち上がろうとする海飛のバックに付くTATSUMI。最後はバックチョークを狙ったが、タイプアップとなった。

　ジャッジは割れたが、2者が海飛を支持。海飛が判定勝ちを収めた。

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