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ONEフライ級王者、113kgの巨漢に”軽々”一本勝ちの映像が話題、無差別級2位に=柔術

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2024/03/26(火)UP

現ONE王者のデメトリアス・ジョンソン ©️ONE

 3月19日から24日(現地時間)米国フロリダ州で開催された柔術の国際大会『IBJJFパン2024』で、ONEフライ級(61.2kg)MMA王者で柔術茶帯のデメトリアス・ジョンソン(36=米国)が参戦。
 無差別級のトーナメントに出場し、1回戦から体重113kgの巨漢を相手に驚きのスピードで一本勝ち。次々と勝ちあがり、銀メダルを獲得した。まるで”大人と子ども”のような体格差での圧勝映像が話題となっている。

【フォト&動画】ジョンソンが驚きのスピードで巨漢から一本勝ち!

 ジョンソンはUFCフライ級で史上最多となる11度の防衛を果たし絶対王者として君臨。15年4月には堀口恭司にも一本勝利しており、現在はONEのフライ級王座に君臨する。

 パンとは国際ブラジリアン柔術連盟(IBJJF)の公式四大大会の一つ。今回ジョンソンは茶帯マスター2(36~40歳)のフェザー級(約70kg)と、無差別級にエントリーした。そしてフェザー級では見事金メダルを獲得。

フェザー級で金、無差別級で金を獲ったジョンソン @arielhelwani

 無差別級の初戦では、なんと身長190cm、体重113kgの相手と対戦した。ジョンソンの身長は160cmで、身長では30cm、体重では40kg以上の差があり、まるで向かい合うと大人と子どもだ。
 試合が始まると、相手はジョンソンを掴んでは同心円状に振り回す。ジョンソンはこらえ、片足を持つとテイクダウン!途中投げられるも、がぶり返し、瞬く間にチョーク(ボウ&アロー)を決めた!

 その後準々決勝、準決勝と、いずれも大柄な選手を相手に勝ち上がり、決勝では惜しくも三角絞めで敗北、銀メダルを獲得。
 対戦相手はジョンソンを「彼は野獣だよ。彼を静止させるのは、人生の中で一番難しいことだった。とても荒々しかった」と賞賛した。

 ジョンソンの初戦の一本勝ち動画がアップされると「110kgくらいじゃマイティマウス(ジョンソン)には勝てないよ」「この挑戦が、彼がGOATと呼ばれる所以だな」「技術が腕力を克服した完璧な例だ」と賞賛の声が並んだ。
 
 ジョンソンは昨年のマスターズ世界大会でも金メダルを獲得しており、組み技の技術に磨きをかけている。
 現ONEフライ級サブミッショングラップリング世界チャンピオンのマイキー・ムスメシとのグラップリングマッチを見据えているという噂もあるが、果たしてどうなるか。

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