ありえないほど鼻がぐにゃり！素手ムエタイでスロー映像が公開した決定的瞬間

2024/03/26（火）UP
（最終更新：2024/03/26 20:32）

　3月24日（日・現地時間）にタイ国ラヨーン県で開催された古式（素手）ムエタイイベント『THAI FIGHT』では、ムエタイ王者がグローブをつけない素手のパンチで、相手の鼻の位置を完全にずらしてKO勝利。
　その瞬間のスロー映像が公開されると「鼻が別次元に飛んだ」「見なければよかった…」とその壮絶さにたちまち話題となった。

【フォト・動画】ありえないほど鼻がぐにゃり！スロー映像での決定的瞬間

『THAI FIGHT』は、古式ムエタイ形式に則り、ほぼ全ての試合がグローブをつけず、バンテージのみの素手で行われている。
　この試合は69kg戦で、THAI FIGHTトーナメント優勝常連の、ポル・トール・トール・ペットルンルアン（タイ）と、シャヤン・ヘイダリ（イラン）が対決。

　ポルはTHAI FIGHTを代表する選手の一人で、一時は19連勝。またパンチで9連続1RKO勝利の記録も持っているハードパンチャーだ。

　試合は序盤から一方的な展開で、ポルが接近しては多彩なパンチ、ヒジで殴りまくる。相手は防戦一方だ。
　悲劇は2R開始直後に起こった。ポルがロープに追い詰め、ガードの隙間から右アッパーを入れると、相手の高い鼻全体が横へズレてしまう！追撃を入れるも、相手のヘイダリは顔面をかばうように倒れ込んだ。

　ダウンカウントが取られるが、相手のヘイダリは鼻血を大量に出しながら、鼻の位置を直そうと懸命だ。結局立ち上がれず、ポルが衝撃的な2R TKO勝利を挙げた。

　この右アッパーが鼻にヒットする瞬間の映像が公開、SNS等でバズると「鼻が身体から離れてしまった…」「格闘技史上最悪の試合の一つ」「見なければ良かったよ」と驚嘆の声が並んだ。また試合のコメンテーターも「鼻が別次元へ飛んでしまった」と表現している。

　ヘイダリは試合後に緊急治療を受け、ポルは連勝を6に伸ばした。

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