【パンクラス】ミドル級王者・内藤由良が瞬殺KO勝利「もうUFCしか見てません!」平田直樹がRyoとの激闘制し王者・新居すぐるに挑戦へ
株式会社FEN パンクラス事業部
『PANCRASE 345』
2024年6月30日(日)東京・ニューピアホール
▼メインイベント第6試合 ミドル級5分3R
〇内藤由良(リバーサルジム横浜グランドスラム/王者)
TKO 1R 1分52秒 ※パウンド
●アリ・カラダギィ(パラエストラ東京)
※ディラン・オサリバンは入国時の問題で試合中止
内藤は、22年3月のタイトルマッチでロッキー川村2を1RKOで下して新王者に輝いて以降、2年3カ月ぶりの試合だ。現在は無傷の5連勝中。
当初はディラン・オサリバン(米国)と対戦予定だったが、ディランが「入国時の問題」により試合不可能に。
代替選手のカラダギィは、ラウェイ、ムエタイなどの打撃系格闘技で36勝7敗の戦績があり、MMAデビュー戦となる。
試合は1R、カラダギィがいきなり右ハイも、かわした内藤がダブルレッグでテイクダウン。
カラダギィは首を抱え、さらにヒジを振るうも、内藤が脚を抜いてマウントに。
内藤はパウンド連打からさらにヒジ!カラダギィはディフェンスもままならない。
レフリーが試合をストップした。
内藤はマイクで「ベルト獲ってから2年間、試合が水面下で決まったり無くなったり、何のために練習してるのかって所が凄くあって」とコメント。
さらに「自分の行く所はもう、UFCしか見てません。ディナ(ホワイト)、ショーン、ハンター」とUFC経営陣、マッチメイカーにコール。
そして「I’m Japanese No.1 Middle weight fighter!ユラ・ナイトウだ!」とアピールした。
▼コーメイン第5試合 フェザー級次期王座挑戦者決定戦 5分3R
〇平田直樹(トライフォース柔術アカデミー/同級2位)
判定3-0 ※三者ともに30-27
●Ryo(グランドスラム/RINGS/同級3位)
現王者・新居すぐるへの挑戦権を争う一戦。
平田はONEで活躍する平田樹の兄であり、柔道をベースとするファイター。強靭なフィジカルと卓越したグラップリングを武器に現在4連勝中と絶好調だ。昨年12月の前戦では、タイトル戦経験者の亀井晨佑の打撃を封じ完勝した。
対するRyoは朝倉未来・海も出場した団体『THE OUTSIDER』の65-70㎏級元王者で、前田日明の弟子。昨年12月には栁川唯人を相手に大激闘を逆転一本勝利を飾っている。
1R、サウスポーのRyoはジャブ、左ボディ。平田は前蹴り、三日月蹴りでカウンター、さらにシングルレッグからヒザも入れる。Ryoのワンツーに平田が右を合わせる。ラスト30秒で平田がバックテイクも、Ryoは腕を狙う。ジャッジは3者平田に。
2R、Ryoが回転ヒジからヒザ!平田は打撃を貰うも、シングルからボディロックでテイクダウン。立ち上がるRyoだが、平田は投げてバックに。平田がバックを取る展開が続き、Ryoは背後にパンチ、ヒジ。平田の左目の下が大きく腫れるも、ジャッジは3者平田。
3R、Ryoは変わらずパンチで前進。平田のテイクダウンもRyoは立ち、バックを取るヒラタを切る。離れたRyoはワンツー、さらにアッパーをヒット。しかし平田のボディ前蹴りが効いたか、Ryoが下がり出す。最後は平田がバックから投げてテイクダウンもホーン。
判定は3者ともに平田。平田はマイクで「内容はまだまだですが、しっかり勝てたんで、タイトルマッチお願いします」と、リングサイドの新居に淡々と語りかけた。
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