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【Krush】大岩龍矢、4度目の挑戦で悲願の王座獲得!大沢文也、ペットサムイからダウン奪い勝利

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2024/07/27(土)UP

安尾(右)の左ボディで悠斗(左)がKO負け

▼第4試合/Krushフライ級/3分3R・延長1R
●悠斗(HUNGRY GYM)
KO 3R 1分39秒 ※左ボディブロー
〇安尾瑠輝(K-1ジム心斎橋チームレパード)

悠斗は左ボディブローと左の顔面に放ちKOを狙った

 悠斗は、11年に全日本学生キックフライ級王座獲得。14年にプロボクシングへ転向すると、19年に日本ライトフライ級王者となった。22年にキックへ戻ると、WMC日本ライトフライ級王座を獲得。昨年7月にKrushへ初参戦し、わずか10秒でパンチ一発でのKO勝利。10月のタイトルマッチでも47秒でのKO勝利とKrushでの試合時間57秒で王座を獲得。初防衛戦で大夢にKO負けを喫した。

 第3代DEEP☆KICK -51kg王者の安尾は、24年3月の矢島直弥戦でカーフキックを連発してKO勝ち。普段の物腰の柔らかさと、リング上の狂気的な姿に悠斗は「サイコパス」と表現。2人がどんな試合を見せるのか注目が集まった。

安尾は蹴りでダメージを与え、パンチでKOした

 1R、悠斗は前へ出てパンツ―。安尾は蹴りを当てたいが、悠斗が動き回る。逆に悠斗は右カーフキック、さらに左ボディをヒットして優位に立つ。安尾は左右の蹴りも、悠斗のボディブローが目立つ。

 2R、安尾は左の蹴りを中心に悠斗の動きを止めにかかる。悠斗は右を放つも、これはガードの上。逆に安尾は、パンチを打ちながら右の強烈なカーフキックを何度も決めていく。

いい味を出していた安尾

 3R、安尾は強烈なカーフキックを決め、パンチにつなげるなどペースを掴む。悠斗はパンチを打つも読まれている印象。安尾はパンチからローキックなど多彩に攻めていき、最後は左ボディブローでKO勝ちを奪った。

 安尾「Xで悠斗選手の試合をしてほしいと言いました。練習する間に強くなってきて、悠斗選手とやらせて勝たせてもらいましたので、大夢選手と試合をさせていただきたいと思います」と父親のジムを紹介しつつ、たどたどしい長い挨拶になると、セコンドから「もういい」と声が飛び、会場から失笑がもれて終了した。


心直(左)がハイキックからのパンチ連打でダウンを奪った

▼第3試合/Krushバンタム級/3分3R・延長1R
〇心直(REON Fighting Sports GYM)
TKO 1R 2分34秒 ※パンチ連打→レフェリーストップ
●矢島直弥(TSKjapan)

 心直はKNOCK OUTを主戦場にしているが、今年9月にK-1 GROUPへ初参戦。K-1横浜大会で現Krushバンタム級王者の池田幸司に敗戦。Krush初参戦の壬生狼一輝戦はKO負けと、連敗から脱出したいところ。

心直のパンチが矢島に入った

 対する矢島はWPMF王座をはじめ、蹴拳ムエタイ初代フライ級王座などを獲得したベテラン。NARIAGARIの主軸として第1回大会で注目されるも、ブレイキングダウンにも参戦するとしぞうに判定で敗北。今年3月は病気欠場の心直の代わりに出場した安尾瑠輝にKO負けを喫した。

 1R、サウスポー構えの心直は、前蹴りで矢島を突き飛ばす。矢島はカーフキックで攻撃していくも、押されてしまう場面も。心直は、左右のフックから左ハイキックが入り、パンチ連打で矢島がダウン。立ち上がった矢島だが、フラフラとなりレフェリーが試合をストップした。

勝利した心直は「2時間しゃべる」と宣言するも、宮田プロデューサーに説得されてリングを下りた

 心直は「ベルト獲ってから勝てなかった。1年間やってきて、勝てなくて。気管支炎とかやって、SNSで発信し続けた。こうやって生き残れてありがとうございます。2時間話します。この後、バンタム級トーナメントあると思うけど、僕よりいい試合をしてほしいです。NARIAGARIのトーナメント出してください、200万円ください。(宮田プロデューサーから『まとめろ』と怒られる)僕、毎日練習して、明日から練習再開して強くなります。不器用ながらがんばります」と長くスピーチした。

<その他の試合結果>

▼第2試合/-63.5kg契約/3分3R・延長1R
●友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)
KO 2R 1分44秒 ※パンチ連打→3ノックダウン
〇天野颯大(キング・ムエ)
※堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)が欠場で天野に、ライト級から-63.5kg契約に変更

▼第1試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
〇村田健悟(ALONZA ABLAZE)
KO 1R 0分35秒 ※左ボディブロー
●ゆいら(NJKF健心塾)

▼プレリミナリーファイト第3試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R
△光佑(WSRフェアテックス三ノ輪)
判定0-0 ※29-29×3
△宮本拳聖(K-1ジム総本部チームペガサス)

▼プレリミナリーファイト第2試合/Krushフェザー級/3分3R
●安晟太(サクシードジム team EXCEED)
判定0-3 ※29-30、28-30×2
〇渡邉陸(POWER OF DREAM)

▼プレリミナリーファイト第1試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R
〇原田翔貴(拳心會館)
判定3-0 ※30-26×3
●上田咲也(HIGHSPEED GYM)

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