風間敏臣、逆転一本勝ちでUFC初白星!得意の三角絞めでタップ奪う
8月11日(日本時間)に米国ネバダ州ラスベガスで開催された総合格闘技イベント『UFCファイトナイト・ラスベガス95』のバンタム級マッチにて、風間敏臣(27=和術慧舟會HEARTS)がハラランボス・グリゴリオウ(32=キプロス)に2R1分55秒で一本勝ち。相手の強打を被弾しピンチの場面があったが、最後は得意の三角絞めを極めて逆転、UFC初勝利を飾った。
風間はキャリア10勝のうち8つフィニッシュ(3KO・5一本)を誇る“柔術フィニッシャー”。22年のRoad to UFCに参戦し昨年2月の決勝で中村倫也にKO負けしたが、それまで実績を評価されUFCと契約。昨年8月のUFCデビュー戦はギャレット・アームフィールドに初回TKO負けを喫した。
対するグリゴリオウは空手黒帯のストライカー。キャリア8勝で6フィニッシュの全てがKOによるものだ。風間と同じくグリゴリオウもUFC初勝利を狙う。
1R、開始直ぐ、飛び込むように組んで行った風間。ケージ際、背後に回りグリゴリオウを崩そうとしながら顔面にヒザ蹴りを入れた瞬間、レフェリーがストップ。グリゴリオウがマットに手をついていたグラウンド状態でのヒットと反則行為と判断されたようだ。
スタンド再開、風間がシングルレッグからバックテイク。グラウンド展開に引き込むと、風間は下から三角絞め!これは外されるが終始、風間のペースでラウンドを終える。
2R、開始直ぐ、パンチを振り回しながら前に出るグリゴリオウ。左フックを被弾した風間がダウンすると、グリゴリオウがガードの上からパウンド連打。強烈なヒジも顔面に被弾し絶体絶命の風間。しかしスタミナ切れか、グリゴリオウの動きが止まると、風間が下から三角絞め!
グリゴリオウが力なくタップし、風間が逆転の一本勝ちを決めた。グリゴリオウはキャリア初の一本負け。
風間は勝利マイクで「毎日、勝ちたいと思っていて、今回ようやく勝つことができました」と英語で初勝利を喜んだ。
『UFCファイトナイト・ラスベガス95』
8月11日(日本時間) 米国ネバダ州ラスベガス
▼バンタム級マッチ
○風間敏臣(和術慧舟會HEARTS)
一本 2R1分55秒 ※三角絞め
●ハラランボス・グリゴリオウ(キプロス)
▶︎次ページは【動画】風間、三角絞めを極めた瞬間!勝利の咆哮も
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