41歳元世界王者パスカル、再起戦で”失神”KO勝利「もう一度だけ世界王座に挑戦する!」
9月21日(土・現地時間)カナダのケベック州で行われたプロボクシング興行では、元WBC、WBA(レギュラー)世界ライトヘビー級王者ジャン・パスカル(41=カナダ)が、無敗ファイター相手に下馬票を覆し、右クロスを炸裂させ、10R 56秒、失神KO勝利を納めた。相手はしばらく立ち上がれなかった。
【フォト・動画】41歳パスカルが豪快KO!相手はダラリと昏倒
パスカルは暫定王座やIBOなどのマイナー世界王座を含めると5度の世界王者となっている。パスカルは「これが俺の最終章だ。6度目の、世界タイトルに挑戦する!」と意気込んでいる。
パスカルは09年6月、2度目の世界挑戦でWBC世界ライトヘビー級王座を獲得。11年に5度目の防衛戦で、一度は引き分けたバーナード・ホプキンスと対決し、陥落した。
その後、何度も同級の世界王座に挑戦するも跳ね返され、17年には引退を宣言。しかし翌年撤回し、18年にはWBA世界王者のディミトリー・ビボルに挑戦するも、これも失敗している。
そして19年8月、ついにWBA暫定王座を獲得。次戦にも勝利し、レギュラー王者に昇格した。
しかし21年、ドーピング陽性により王座は剥奪。
昨年3月にはIBF世界ライトヘビー級挑戦者決定戦で判定負けしている。戦績は36勝(20KO)7敗1分。
今回はクルーザー級10回戦で、1年半ぶりの再起戦だ。パスカルは40歳を過ぎ、相手は13戦無敗(6KO)のテリー・オシアス(37=カナダ)。
下馬評では無敗のオシアスが有利となっていた。
試合は前半、中盤と無敗オシアスがジャブ、カウンターで圧倒する。しかし7Rには無敗の相手は打ち疲れ気味で、パスカルの右ストレートが入る。
8Rには無敗相手はダウンにも見えるスリップ、パスカルのパンチがヒットし続ける。
そして10R、パスカルの強烈な右クロス!相手は倒れると、ダラリと手を下げ動かない。パスカルが殊勲のKO勝利を挙げた。
パスカルは試合前のインタビューで、1年半ぶりの試合について「これが俺の最後のラウンドだ。6度目の世界タイトルに挑戦すると、自分に誓っている」とコメントしていた。
ドーピング陽性で王座剥奪後は、飲酒運転で逮捕もされているパスカル。そこからのクルーザー級に上げての復帰、彼の最終章に期待したい。
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