【XSTREAM 1】各部門の初代王者決定!最強カップル・菅原美優と伊藤盛一郎、大雅が渾身のミドルで魅せる
10月20日(日)、ゴールドジムサウス東京アネックスにて第6回「立ち技総合格闘技XSTREAM 1アマチュア大会」が開催された。本年の締めくくりにふさわしく、過去最高となる266名が参加し、全144試合が行われた。また、各部門の初代XSTREAM 1チャンピオンが決定することもあり、会場はいつにも増した熱気に包まれた。
毎回豪華なゲスト参戦が話題のオリジナル競技「1分間高速ミドルキック連打チャレンジ」には、今年5月に結婚を発表したフライ級キング・オブ・パンクラシスト伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム)とK-1女子アトム級王者の菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)、そしてRISEスーパーフェザー級王者の大雅(TRY HARD GYM)が参戦し、2024年最後にふさわしい大盛況の大会となった。
また、ランキング戦を勝ち抜いた選手たちが競って決定する「初代XSTREAM 1王者」が一堂に揃い、前田憲作総合プロデューサーもレベルの高い選手たちの戦いぶりに「近い将来プロ化を考えている。有望な選手たちが着実に育っていることを感じた大会だった」と選手たちの今後に期待を寄せた。
■「1分間高速ミドルキック連打チャレンジ」夫婦対決の軍配は菅原美優に!伊藤盛一郎、大雅も全力で挑む
大注目のゲスト参戦のトップバッターは菅原美優。笑顔で入場すると「前蹴りは得意なのですがミドルはあまり自信ありません。でも気持ちの見えるキックをお見せしたいと思います」と気合十分のコメント。幸先よいスタートで華麗に蹴り始めたが、20秒を経過したところで思わず声が漏れた。それでもプロの意地を見せて最後まで蹴り込んだ。全力で挑んだ菅原は終了するとおぼつかない足取りに「もうしばらくミドルキック蹴れません!」と笑顔で感想を述べた。結果が97回とコールされると驚いたように喜んだ。
続いてグラップラーの伊藤盛一郎がリングイン。鍛え上げられた身体で「100回目指して頑張ります。先輩の統合格闘家・所英男さん、杉山しずかさんがやられていたのでオファーが来たときは『ついに来たか!』と思いました」と話し、目標は100回と高らかに宣言。安定したフォームで蹴り始めたが、魔の後半戦、30秒を過ぎたところで「やばい」と思わず声が漏れた。それを見た菅原から「盛ちゃん、がんばれ」と熱いエールが送られ、ペースが落ちることなく最後まで蹴り続けた。結果は91回。
「奥さんに負けたので家帰ったらミドルを教えてもらいたいと思います」と、夫婦対決は菅原が制した。
最後はキックボクサーの大雅が登場。はにかみながら「60秒間、蹴り続けることってなかなかないんですけれど、蹴り続けられるように頑張ります」と少し控えめなコメント。しかしスタートと同時に重量感あるキックを放った。20秒をすぎたところで笑顔を見せたが、後半は流石の大雅も歯を食いしばった。しかし、ラスト10秒の掛け声を聞くと一気にペースを上げ、そのパフォーマンスに観客からは大きな拍手が送られた。結果は102回。
大雅は「新しいこともやっていきたいと思っているので、次は仕上がっている僕を見にきてください。『XSTREAM 1』に参加できてとても嬉しかったです」と、師と仰ぐ前田総合プロデューサーとの共演を喜んだ。
現在のゲスト参戦の最高記録は安本晴翔の115回である。一方、安本に自己記録114回を塗り替えられたRISEバンタム級王者の大﨑孔稀はSNSでリベンジに燃える投稿をアップ。熱いバトルの様相に、前田総合プロデューサーは来年からゲスト参戦者の「1分間高速ミドルキックチャンピオン」の創設を構想中である。プロの意地をかけた「1分間高速ミドルキック連打チャレンジ」はますます熱く盛り上がること間違いない。今後も豪華ゲストの参戦が楽しみだ。
▶︎次ページは幅広い年齢層が挑む「1分間高速ミドルキック連打チャレンジ」/初代XSTREAM 1チャンピオン誕生!
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