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【XSTREAM1】安本晴翔、“1分間高速ミドル連打”で新記録達成!初代マーシャルアーツ王者が誕生

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2024/06/23(日)UP

安本晴翔(右から2 番目)、杉山しずか(左から2番目)、中央は前田憲作総合プロデューサー

 6月16日(日)元キックボクシング王者・前田憲作氏プロデュースによる『XSTREAM 1(エクストリーム ワン)』の第5回アマチュア大会が、ゴールドジム サウス東京アネックスにて開催された。
 キッズからグラマラス・ウーマン、ジェントルマン・クラスの大人まで、幅広い年齢層がチャレンジするオリジナル競技「1分間高速ミドルキックチャレンジ」には、過去最高の34名が参加。スペシャルゲストとして、プロ選手の安本晴翔(橋本道場)、杉山しずか(リバーサルジム新宿Me,We)が参戦した。

ミットに高速ミドルキックを連打する安本晴翔

 安本は今年5月にONEルンピニー大会で勝利を収めた勢いのまま参戦。「最高記録を超したいと思います」と、RISEバンタム級王者・大﨑孔稀が持つ歴代最高記録113回超えを高々と宣言した。
 そして安定した蹴りでスタートすると、表情を一切変えぬまま、乱れぬフォームで順調に回数を重ねていく。そして“魔の後半”に突入。余裕の表情の安本だったが「ラスト20秒」の掛け声に、ポーカーフェイスが崩れ、少し苦しそうに笑顔を見せるシーンも。それでも堂々の貫禄でラストまでペースを崩さず蹴り続けた。読み上げられた記録に会場は騒然!なんと歴代最高記録の113回を超える「115回」と、新記録を樹立した。安本も「記録更新ができてよかった。超〜疲れました」と安堵の表情に。最後は、来るRISEのタイトルマッチを見据え「応援よろしくお願いいたします」と笑顔で挨拶した。

杉山しずかが1分間高速ミドルキック連打にチャレンジ

 また、女性プロ選手として本競技に初挑戦となった杉山は、前回参戦した所英男の記録70回超えを目標にチャレンジ。緊張の面持ちのままスタートすると、正確にヒットする ように慎重に蹴りを放っていった。徐々に足が疲れてきたのか、声を上げながら必死の形相に。前田総合プロデューサーや会場からも声援が飛んだ。記録は77回、目標としていた所英男の70回超えを達成した。「皆さんの声援があったので頑張ることができました」と感謝を述べ、7月21日(日)立川ステージガーデンで開催される『PANCRASE 346』女子フライ級タイトル戦で勝利し「チャンピオンになる」と宣言。会場からは万雷の拍手が送られた。 

■新競技「チームバトルX-1名物!高速キック鬼3連」がスタート

姉弟チーム、合計315回の大記録!

 また、チームで競い合う新競技「チームバトルX-1名物!高速キック鬼3連」がスタート、総勢6チームが参加した。これは3名1組の合計体重で階級に分かれ、3分間の合計のキック数で競う競技。選手交代ではリング外にいるチームメンバーにタッチをして交代するため、チームワークも求められる。

 それぞれのチームは学校やジムが同じという縁をきっかけにチーム結成するなど、各チームの絆も見られた。小学生の姉をリーダーとした姉弟チーム「チームYES!」は、合計315回という大記録。一人平均のキック数は105回という大人顔負けの快挙となった。

前田総合プロデューサーのミドルキック

 そして大注目の前田総合プロデューサーチーム「チームマエケン」は、プロキックボクシングの雄飛、テコンドーアジア王者・菱伊里緒を率いて登場。前田総合プロデューサーはジャケットを脱ぎ、スーツ姿のまま蹴り込んだ。観客から大きな拍手が送られ、チーム記録は246回の好成績をマーク。

 格闘技は個人競技でもあるが、一方で「チームバトルX-1名物!高速キック鬼3連」は、メンバーが同じ目標に向かって取り組む、“格闘技の新しいチャレンジ”として今後ますます盛り上がっていきそうだ。

▶️次ページは、マーシャルアーツ無差別級オープントーナメント

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