【ボクシング】ルイス・ネリ、再起戦で豪快KO勝利! 亀田京之介は2度のダウンも善戦
2月23日(日本時間)にメキシコ・ティフアナで開催されたプロボクシングの124ポンド契約10回戦で、元世界2階級制覇王者のルイス・ネリ(30=メキシコ)がWBA・WBC・WBO世界フェザー級15位の亀田京之介(26=TMK)に7R TKO勝利。亀田から2度のダウンを奪い、井上尚弥戦以来の再起戦を白星で飾った。
【フォト】ネリ前日計量でゲッソリ顔!亀田はバキバキ、会見での乱闘も
ネリは昨年5月の前戦で4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(大橋)に挑戦、井上からダウンを奪ったが、6R TKO負けした。今回は地元ティフアナでの再起戦となる。プロ戦績は37戦35勝(27KO)2敗。
対する亀田は昨年12月の前戦でアンジェロ・ベルトラン(フィリピン)に1R KO勝利。今回は海外初試合となる。プロ戦績は20戦15勝(9KO)3敗2分け。
1R、ネリはサウスポー、亀田はオーソドックスの構え。亀田が右をヒットさせるなど幸先良いスタート。強い圧力のネリが左右連打で亀田をコーナーに追い込むが、亀田のカウンターがヒット。ネリはヒザをマットについたが、これはダウンにならずスリップ判定。
2R、再び強い圧力で前進するネリ。亀田をロープ側に追い込み攻め立てるが、亀田はガードを固めディフェンス。ネリのボディ、右フックが強打する場面も。
3R、ジャブ、アッパーとヒットさせる亀田。ネリは一気に距離を詰めると、攻撃を上下に散らしながらの連打。後半、近距離の打ち合い、ラッシュを仕掛けるネリだが、亀田の右でネリが効いたような仕草。
4R、再びネリが亀田をコーナーに追い込む展開。被弾しながらも亀田はコーナーから抜け出し、リング中央で顔を前に突き出しら挑発。さらにギアが上がるネリはボディ、アッパー、フックと立て続けにヒットさせるが、亀田は顔を腫らしながらも攻撃を返す。
5R、バッティングで右の目上をカットし流血の亀田。終盤、ネリが仕留めようと猛ラッシュも、亀田は攻撃を返しながらダウンを拒む。
6R、強烈な左ボディをヒットさせるネリ。これまでのボディ攻撃が効いて来たか、亀田はペースが落ち、打ち返す手数が減る。近距離での打ち合い、再びのバッティング、亀田は今度は左目上をカット。
7R、手数が減った亀田に対し、ネリはジャブ、右ストレートを確実にヒットさせる。中盤過ぎ、ネリの左右連打で亀田がスリップのような形で体勢を崩すと、レフェリーはダウン判定。すぐに立ち上がった亀田だったが、ネリがボディ連打のラッシュ! これで亀田が2度目のダウン。亀田は立ち上がりファイティングポーズしたが、レフェリーがTKO負けを宣告した。
7R TKOでネリが再起戦を勝利。下馬評で圧倒的に不利だった亀田は敗れたものの、元世界王者に善戦した。
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