近づいて腹にドスリ！ヘビー級中国戦士が”悶絶”KO負け、無敗カバイエルが逆転勝利し、ウシクへ挑戦権獲得＝ボクシング

2025/02/23（日）UP
（最終更新：2025/02/23 11:34）

　2月23日（日本時間）サウジアラビアで行われた［WBC世界ヘビー級暫定王座決定戦］では、26勝（16KO）無敗のアギト・カバイエル（32=ドイツ）が、ダウンを奪われながらも、接近しては剛腕ボディでドスリ！相手のチャン・ジーレイ（41=中国）は悶絶、6R KO勝利した。

【フォト＆動画】ド迫力ボディKOの瞬間！中国戦士が苦悶の表情

　カバイエルは戦績サイトBoxrecでヘビー級3位にランクインする期待のファイター。23年12月には無敗アルスランベク・マフムドフをKOし番狂わせ、注目を浴びてきている。

　対するジーレイは中国人初の元WBO世界ヘビー級暫定王者。23年4月にジョー・ジョイスをKOし戴冠するも、昨年3月ジョセフ・パーカーに敗れた。

　試合は1Rに中国ジーレイがジャブと右フックで果敢に攻めるも、2Rから独カバイエルがペースを上げボディ攻撃。みるみるジーレイの腹が赤くなる。
　一方的な展開が続き、ジーレイが打たれ続けるも、5R、ジーレイが左カウンターでダウンを奪う！カバイエルは落ち着いて立ち上がりしのぎ、またもペースを取る。

　そして6R、明らかに疲れの見えるジーレイに、カバイエルが短刀のような右ボディ！ジーレイは崩れヒザをつき、立ち上がろうとするも苦悶に顔を歪め、再びうずくまり、KO負けとなった。

　勝利のカバイエルには、現ヘビー級3団体王者のオレクサンドル・ウシクが暫定ベルトを巻く。ウシクへの統一挑戦権を手にしたことになるが、ウシクは後2戦で引退を宣言しており、カバイエルとは対戦となるか。

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