【PFL】元パンクラス王者・菊入正行、3連続KO勝利！打撃戦を制し世界トーナメント準決勝進出

2025/04/04（金）UP
（最終更新：2025/04/04 15:55）

　PFLの2025年世界トーナメントが4日（日本時間）に米フロリダ州オーランドで開幕。ウェルター級1回戦で元パンクラス王者の菊入正行（29=NEVER QUIT）がヤニス・バサール（34=ギリシャ）に2R終了時TKO勝利。打撃戦を制しトーナメント準決勝進出を決めた。

【フォト＆動画】菊入の強打が爆発！激闘ハイライトシーン

　菊入は第14代ウェルター級キング・オブ・パンクラシストでキャリア10勝で7KOと日本を誇るストライカーだ。23年4月の『Bellator 295』でアレクセイ・シュルケビッチをKOで勝利。網膜剥離で長期欠場を強いられたが、昨年9月に1年4ヶ月ぶりの復帰戦でハーマン・テラドにTKO勝利。ベラトール2戦連続KO勝利を飾った。

　対するバサールは9勝8KOのフィニッシャー。Global Legion FCとCage Warriorsの2団体のウェルター級王者のベルトを持つ。

　1R、序盤からバサールが菊入をケージに押し込み展開を作ろうとするが、菊入は冷静に対処。残り1分、バサールをケージに追い込みパンチ連打も、打ち終わりにバサールもパンチ連打を返す。終盤、菊入がタックルからバサールの体勢を崩し、印象を残す。

　2R中盤、パンチの打ち合いから組んだ菊入がテイクダウン成功。バサールはすぐに立ち上がったが、菊入がケージに押し込み優勢。残り1分、菊入がダブルレッグから2度目のテイクダウン成功。完全に試合のペースを掴んだ状態でラウンドを終えた。

　すると、3R開始前、バサールが椅子から立ち上がらず。試合中に負傷したのか、試合放棄と判断したレフェリーが試合ストップした。

　菊入が8人制のトーナメント初戦突破、準決勝進出を決めた。

PFL
『PFL 2025 World Tournament: 1st Round 1』
4月5日（日本時間）米国フロリダ州オーランド
▼ウェルター級トーナメント1回戦
●ヤニス・バサール（ギリシャ）
TKO 2R終了時　※試合放棄によるレフェリーストップ
○菊入正行（NEVER QUIT）
※菊入がトーナメント準決勝進出

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