2025/06/07（土）UP
（最終更新：2025/06/07 19:53）

19歳の勇成がヌアシラーをKO

ジャパンキックボクシング協会
『Road to KING3』
2025年5月25日（日）千葉・市原臨海体育館
写真提供：和PHOTOGRAPH

▼メインイベント（第11試合）日泰国際戦57.5kg契約 3分5R
○勇成（ジャパンキックフェザー級王者/Formed）
KO　2R 0分33秒
●ヌアシラーS.R.K（タイ/元True4Uバンタム級8位/Team S.R.K）

　昨年11月のジャパンキック後楽園大会にてジャパンキックフェザー級新チャンピオンとなった勇成。2月14日のONE Friday Fights 97に初参戦し、グランプリノイに1R KO勝利し、パフォーマンスボーナスも獲得した。今回は元True4Uバンタム級8位・ヌアシラーS.R.Kとの対戦となった。

勇成（右）の縦ヒジがヒット

　試合は1R、お互い蹴り合いから左フックをヒットさせ、ヌアシラーが右ヒジを出すと勇成もヒジを返し、序盤からお互い手数が多い展開に。勇成は圧力を強め、コーナーに詰めボディブローや肘を繰り出す。ヌアシラーも勇成のボディブローに肘を合わせる狙いか。

　2Rになると、左ミドルで積極的に前に出る勇成。ヌアシラーが前に出て来るところへ狙いすました左の縦ヒジを合わせKOし、メインイベントを勝利で飾った。19歳の若き王者・勇成の次戦が期待される。

ジャンプしてハイキックを放つペップンミー

▼セミファイナル（第10試合）日泰国際戦65kg契約3分3R
○ペップンミー・ビクトリージム（タイ/元泰国ムエサイアムイサーンフライ級2位/ビクトリージム）
KO　1R 2分8秒
●中尾満（元新日本キックライト級暫定王者/エイワスポーツジム）

　日本のリング初登場となるペップンミー・ビクトリージムと、元新日本キックライト級暫定王者のベテラン中尾満との一戦。

KO勝利したペップンミ―

　お互いサウスポー同士で試合が始まり、ローキックで様子を見ていると中尾は渾身の左ストレートを放つが、ペップンミーが右ミドルを合わせると中尾は大きくバランスを崩してしまう。ペップンミーはローキックで徐々にペースをつかみ、中尾のパンチにローキックを合わせるとハイキック、ジャンプしてのハイキック、顔面への前蹴りでダメージを与えると一気に攻撃をまとめ、中尾のパンチにペップンミーは左縦ヒジをカウンターで合わせると、中尾は立ち上がることは出来ずペップンミー・ビクトリージムが日本での初戦を1R KO勝利で飾った。

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