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【RWS】石井一成、ランキング戦で10位のプシンハーに惜しくも敗れる

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2025/09/28(日)UP

2Rに優位に攻める石井(左)だったが惜しくも敗れた(C)RWS

『RWS(ラジャダムナン・ワールド・シリーズ)』
2025年9月27日(土)タイ・ラジャダムナンスタジアム

▼メインカード第1試合 115ポンド(52.16kg) 3分3R
〇プシンハー(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級10位)
判定1-2 ※29-28、28-29、29-28
●イッセイ・エクシンディコンジム(=石井一成/ウォーワンチャイプロモーション/ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級15位)

 イッセイはRWSを主戦場にしてからはスーパーフライ級からフライ級に階級を下げていたが、今年3月のジョムホート戦で敗れたことでスーパーフライ級に階級を戻すことに。その初戦となった6月の再起戦ではスーパーフライ級6位リッティパンに2R KO勝ち。K-1にも復帰し、7月の前戦では白幡裕星に延長判定で勝利。今回はスーパーフライ級10位のプシンハーとのランキング戦となった。

 1R、左ミドル、右ローを飛ばすプシンハーは右ヒジをカウンターで合わせて石井に尻もちを付かせる。石井は右ロー、左の三日月で対抗し、一気に距離を詰めると。左ボディブロー。

 プシンハーは左ミドルをテンポよく当てて距離を取り、石井は積極的にパンチを放ち、ボディブロー連打も。プシンハーをロープ際に詰めると、右ストレート、左ボディを当てて追い込んでいく。ジャッジは10-9、10-9、9-10の2-1でプシンハーを支持。

 2R、左フック3連打でプシンハーをグラつかせた石井はヒジで追い込む。耐えるプシンハーは左ミドルで反撃。ボディブローで削られて動きが鈍くなったプシンハーに、石井は左ボディブローを強打し、さらにパンチで詰めるも、プシンハーは接近戦では組み、離れては左ミドルを当てる。石井が攻め込むも、プシンハーは組んで攻めを遮断する。ガンガン前に出る石井は右ストレートを強打させるが、プシンハーは耐える。このラウンドはジャッジ三者が10-9で石井を支持。

 僅差の展開の中、運命を決める3Rへ。プシンハーはいきなり組み付いて攻め込ませない。石井は左ミドルを放つも、プシンハーにすぐに組まれて首相撲地獄にはまってしまう。

 石井は右ミドル、パンチで強打するも、プシンハーに組まれてしまい攻め込めない。パンチ勝負の石井に距離を取るプシンハーは組み付いて時間稼ぎ。最後まで攻める姿勢を見せた石井だが、試合巧者のプシンハーに組まれてしまい試合終了。

 29-28、28-29、29-28の判定2-1で石井は惜しくも敗れる結果となった。

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