カシメロ、敗北!亀田京之介がグラつかせ”大差”判定勝利、カシメロの強打は不発
10月25日(土・現地時間)キルギスで開催されたプロボクシング興行『SAIKOU×LUSH vol.2』の[58kg戦]では、下馬評を覆し、OPBFフェザー級10位の亀田京之介(MR)が元3階級王者ジョン・リエル・カシメロ(フィリピン)に判定3-0(98-94×2、97-93)で勝利した。試合は亀田がフットワークで翻弄し、カシメロをグラつかせる場面も見せた。
試合は、カシメロが序盤から強引に前へ出て、大振りの右フック。亀田は手数少なく、ガードを高く様子見だ。3Rにはカシメロがボディ狙いに入ると、亀田が左を合わせた。
5R、カシメロが強引に入って右を入れるも、6Rには亀田が左をクリーンヒットし、カシメロがグラつく。
7Rからは、亀田が軽やかな左右のステップを使い出し、ボディ、左フックと当てる。カシメロは入れない。この展開が続き、最終10Rにはカシメロの右がヒットするも、カシメロの右目上は出血だ。
判定は3者とも亀田。いずれも4ポイントの差がついており、亀田が強豪カシメロ超えを果たした。
亀田はマイクで「今回のテーマは倒しに行かんこと。倒しに行かないことがこんなに難しいとは」と戦略通りだったと明かす。カシメロについては「想定内。パンチもある程度あるってわかってたし、一発だけ狙ってくるともわかってた。それだけ警戒してたら、フルマークで勝てるってわかってた」と冷静だ。
そして「来年2月からスーパーフェザーのトーナメントが決まってる。遊んでる暇ないんで。帰ってすぐ練習再開して、優勝しようかな」と意気込んだ。亀田は今年11月から開幕する「フェニックスバトル スーパーフェザー級1000万円トーナメント」への参戦が決定しており、亀田は2月19日に前WBOアジア・パシフィック・スーパーフェザー級王者・渡辺海と1回戦を戦う。
亀田は今年2月、メキシコで元世界2階級制覇王者ルイス・ネリに7回KO負け。7月には米でWBC世界スーパーバンタム級1位アラン・ピカソに1者ドローの0-2で判定負けしている。
カシメロは昨年10月にSバンタム級戦で計量失敗。しかし両陣営合意の当日計量をクリアし、試合はKO勝利した。この計量失敗でJBCはカシメロを1年間招聘禁止としていた。
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