【ビッグバン】42歳・城戸康裕がSウェルター級王者に!“最強米農家”大輝からダウンを奪う勝利
▼第20試合 ウェルター級タイトルマッチ3分3R延長1R ビッグバンルール
<Bigbang ウェルター級王者>
〇野村 太一(K.Bスポーツジム)
判定3-0 ※29-28、30-29、30-28
<KROSS×OVER KICK第4代ウェルター級王者>
●乾 秀人(BANG BANG GYM)
※野村が王座防衛に成功した
野村は24年9月にFUMIYAとBigbangウェルター級王座を争い、右フックでわずか12秒KO勝利を収めて同級王者となった。今年3月のビッグバンでは平山迅をKOで下して初防衛に成功している。
KROSS×OVER KICK第4代ウェルター級王者の乾は、今年3月のBigbangウェルター級挑戦者決定トーナメント準決勝で水上陽生、6月の決勝で哲志をそれぞれ破り、王者挑戦権を獲得した剛腕パンチャーだ。
1R、サウスポー構えの乾は、左のオーバーフックをヒット、さらに左ミドルキックをビッグショット。野村はカーフキックを返しつつ、左のショートパンチを入れていった。
2R、乾は左の強い攻撃を繰り出すも、野村は左に回りながらダメージを逃がす。そして野村は、左のパンチをコツコツ入れて反撃。乾の攻撃力はパワフルだが、野村は動きでかわしていった。
3R、野村は、左に入りながら左の攻撃で組み立てる。そして、右の攻撃も入るようになると野村がペースを掴むように。乾は左の攻撃を繰り出すも、野村は見切り始めたのか、かわしてのカウンターが目立つようになった。判定は3-0で野村が勝利した。
王座防衛に成功した野村は「乾選手の蹴り強くて、効いてしまって。でも地元の応援で頑張れました。自分はベルトを持ちながらRISEでも戦っていきます」とコメントした。
▼第19試合 Sライト級タイトルマッチ3分3R延長1R ビッグバンルール
<Bigbang Sライト級王者>
〇奥平 将太(KSR GYM)
判定3-0 ※30-28×2、30-29
<SB日本Sフェザー級1位>
●ポッシブルK(K’growthジム)
※奥平は王座防衛に成功した
奥平は今年3月に王者・琢磨を1RKOで下し、長期離脱に追い込んだ。これまでビッグバンアマチュア大会で6階級を制しており、6月の Sライト級王座決定戦では林京平をKOして新王者となった。
シュートボクシングのスーパーフェザー級1位のポッシブルKは、23年12月にBigbangへ参戦し、MA日本ライト級王者・平澤優聖から2R KO勝ち。今年8月の Sライト級挑戦者決定戦では昇也からダウンを奪い、判定勝ちを収めて今回のタイトル挑戦へ辿り着いた。
1R、サウスポー構えのポッシブルは左の蹴りを脚と腹に集める。奥平は飛び込んでのヒザ蹴りを見舞うも、これがバッティングになり両者とも出血。ドクターストップ後、試合再開。互いに激しい蹴りを見せた。
2R、ポッシブルは左の蹴りで組み立てる。奥平は三日月蹴りで入れつつ、右ボディ、さらに強烈な右ミドルキックをボディに直撃させて追い込んだ。だがポッシブルは下がらずに打ち合いへ。奥平の攻撃力がやや上か。
3R、奥平は左フックを入れて、右のパンチへつなげる動き。ポッシブルは左右に構えをチェンジさせて対応するも、被弾する場面が目立つようになる。奥平が優勢の印象のまま、判定へ。3-0で奥平が勝利をものにした。
王座防衛に成功した奥平は「また連続でKOにしたかたったんですけど、できなかったので、また活躍する姿を見せたいと思います」と挨拶した。
▼第18試合 ライト級タイトルマッチ 3分3R延長1R ビッグバンルールル
<Bigbangライト級王者>
〇目黒 翔大(優弥道場)
延長判定3-0 ※10-9×3
<元Bigbangフェザー級王者>
●佐野 天馬(K-1GYM SAGAMI-ONO KREST)
※目黒が王座防衛に成功した
目黒はK-1アマチュアで実績を積み、プロデビュー。山本優弥の優弥道場に所属しKrushのリングを中心に戦い、昨年3月のBigbangライト級王座決定戦では石田勝希を破り王座獲得に成功した。
佐野は17年9月に第2代Bigbangフェザー級王座を獲得し、21年5月にはK-1で島野浩太朗から2度のダウンを奪い勝利。15年には元K-1スーパー・バンタム級王者・武居由樹から判定勝ちを収めたことがある。今年3月に松本和樹、7月に永澤サムエル聖光から勝利している。
1R、目黒は接近戦のゼロ距離殺法を仕掛ける。佐野はカウンターのヒザ蹴りをボディへ。それでも目黒は出入りをしながらサイドからショートのパンチを狙う。佐野のパンチがボディと顔面に入る場面もあった。
2R、目黒は接近してのパンチ。佐野はヒザ蹴りで迎え撃つ。そして、佐野のヒザ蹴りがボディを叩き、逆に目黒のパンチが佐野のボディへ当たり、一進一退の攻防となる。
3R、前半は佐野がヒザ蹴りで追い込む場面を作るが、中盤から後半に入ると目黒のショートパンチが決まり始める。やや劣勢の佐野。判定は1(目黒)-0でドローに。延長ラウンドへ突入した。
延長ラウンド。佐野はボディ打ちでダウンを奪いに行く。目黒は、パンチ連打で2回コーナーへ追い込んだ。そして終了間際に目黒のパンチが入り、佐野が後退する場面も。判定は3-0で目黒が勝利した。
王座防衛に成功した目黒は「泥臭い試合ばかり。勝ち切るために生活を注ぎ込んでいます。小柄な自分が天才と呼ばれる選手に勝ったり、真剣に行動すれば絶対に達成できます。これからも証明します。一緒に頑張りましょう!」と挨拶した。
▶次ページは、平澤 優聖vs竹添 翔太などタイトル戦の写真と結果
●編集部オススメ
・【ビッグバン】42歳・城戸康裕「過去一の動き」で王座決定戦へ!対する“年商1億”最強米農家の大輝「握力80kgの右で倒す」
・【テレビ・配信】11.2『スーパービッグバン』7大タイトル戦など生中継、放送、配信情報
・RIZIN結果・速報!秋元強真 vs 萩原京平 ほか 11.3 ライジン神戸大会
・【ONE】元K-1王者・和島大海、緊急参戦が決定!バンタム級王者アナンとフェザー級キックで激突=11.16有明
・【ボクシング】矢吹正道、6連続KOで防衛なるか!? アルバラードとKO必至の激突へ=12.27愛知
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!





【10月・ベストファイター】決勝、顔面ヒザ蹴りKO!”カザフの怪物”キンザースキーが、新極真会全日本優勝、克服した”意外な”課題

